エコロジーでエコノミーでエシカルでサステナブルな最強の提案「つばぴ」
「唾ぴっぴ〜♪」
歌声が聞こえる。
猫が自分の舌で全身のお手入れをしている。手を舐めてはその手で顔をあらっている。
それを横目に姉が歌っている。
猫はいつもいい匂いだ。
汚れは舌や手で舐めとり、
体のに付着した唾液は太陽光で分解され、
被毛を滑らかに整え、
極上の香りをまとう。
一方、人間はどうだ。
頭用、顔用、からだ用、と洗剤を付けて洗い、洗いすぎて乾燥してるから、クリームを付けてベタベタなって、翌朝ゆすいで…
人間は何をしてるのだ。
ねこが証明してるじゃないか。
何もしなくていいのである。
それが「つばぴ」、という提案。
おしまい