昨今の現状とクラフトビール食品ロス対策
私たち飲食業とか観光産業とか大打撃を受けていますが、その川上では当然生産者さんも影響を受けています。私が愛するクラフトビール業界もそのショックは相当大きい。
そんな中でいろいろな対策を打ちだしている方々がいるので、微力ながら応援できたらなと思いました。
みんなでクラフトビール文化を守ろう!
この現状で打撃を受けているブリュワーさんのために、全国各地のビールを配送セットにして販売のお手伝いをしているのが、ふたりのみさん。生産者さんと外出自粛で疲れ果てた消費者の、家のみ需要をうまくマッチングしています。
自分で店をやっている身としては、永久的に家飲みされるのも困りものなんですが、まあ、今は自分も家飲み族だし、いいか。いいところ↓
■500種類以上の国内外のビールから届く
■飲みきれない時、配送のスキップが可能
■レビュー機能で好みのビアリストにカスタマイズされていく
やっぱりどうしても好き嫌いは否めないので、自分好みに提案してもらえるのはかなりうれしいですねよ。でも、でも、個人的には6本中1本は自分の好みから壮大にかけ離れたものが入っていると、新しい発見というかクラフトビール経験値が上がって、いいんじゃないかなとか思います。
そんでもって、
「日本のクラフトビール文化を守ろう」キャンペーン第二弾が始動しています。
伊勢角屋麦酒も独自にキャンペーンを打ち出しています。
手塩にかけたこの子達が朽ちていくのを呆然と見守るのは、耐え難い苦痛です。一本でもどなたかに届いて欲しいと切に願っています。
宅のみセットは詰め合わせで送料無料で、通常よりかなりお得に飲めます。
こんなうまいものがみすみす廃棄になったりしたら、ビールの神の雷が落ちる汗↑甘酒でヘイジー、しかも日本酒の「作」とのコラボ。一本しか入ってないのが悔。
クラフトビールをジンで救おう
これもいい話。
クラフトビール界の救世主、木内酒造が打ち出すクラフトビールを蒸留して賞味期限の長いジンに作り替えるというウルトラC。昨今クラフトジンが徐々に人気を博している中、これまさにクラフトジンじゃないですか。
これなら大量の在庫も上手に別の商品として延命できる。飲食業をやってると食品ロスってホント課題だと思うんですが、いろいろなノウハウにより乗り越えていけるという一例になりますね。
個人的ビール食品ロス対策
かくいう私も店をしばし休業しているので、ビールの在庫が不安。生樽に関しては最後の日にお客さんに振舞って終了しましたが、瓶に関しては相当数在庫しているので期限付酒類小売業免許の申請をすすめて、再開後にいち早く提供できるよう努めます。
あと、毎日飲んでます。これは自店の商品を改めて勉強し直すという意味で。いやほんとに汗。食品ロスの一環ですね。いやほんとに汗汗
今回のことで何が変わるかって、前向きに考えれば今まで認知されていなかったクラフトビールそのものが世に知られるようになるし、マイナーなブリュワーさんのビールも全国各地に届けられるようになったこと。
コロナは確かにピンチでしかないのだけれど、その中からわずかなチャンスみたいなものは、しっかりとものにしていってもらいたい、そう思います。
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