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ここ最近で刺さったクラフトビール3選。




まずはこれ、ブルーボトルコーヒー×伊勢角屋のコラボビール【コーヒーペールエール】

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清澄白河の閑静な住宅街に突如現れるインダストリーなたたずまいの、コーヒー屋さん。この界隈は道が広くて、静けさがあって、感度高めのオシャレな人が多くて、あたかも自分もセンスあるやつ風に勘違い出来て気持ちいい。

最近、なんだかやたらコーヒービールが目に付くようになり、カフェイン中毒とビール中毒の合併症の私的には、朗報でしかない。

大体スタウト系とか黒めのビールが多いなか、今回のこれはなんとペールエール。なんだか伊勢角屋さんらしいというか、奇をてらった感じなのにしっかり入念に、狙い通りに作り上げられている感じがしてグサッとしました。(飲み干した後、伊勢角屋とのコラボだと気付いて腑に落ちる。)





次がこれ、反射炉×ドメーヌオヤマダのコラボビール【甲州微行】。

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自然酵母ビールってクセとか酸味とか強すぎるの多くて、結構苦手意識があたけど、これは傑作。ビールでもあるしワインでもある、両方のいいとこどりしたような感じで、ホップ感もあるし自然酵母による複数の果実の存在感も両立している。

分不相応にも、タキシードにでも着替えて飲みたい気分。


それぞれのサイズによって、熟成による味わいが変化するらしい!あーくそっ、一本友達にあげてしまったから飲み比べできないじゃん。まだ飲んでなかったら返してほしいわ。


小山田さんはブドウの栽培から醸造まで、一人でこなしているのだとか。

「ブドウのポテンシャルを追求し、いたずらにワインを汚さない」

というのが小山田さんのモットー。いやー、キュンとしました。


ここのワインも飲んでみたいと思ったけど、soldoutで手に入りません。





最後がこれ、【コオロギビール】

こおろぎ

今年5月からクラウドファンディングで先行販売し、無類の変わり種好きの私は真っ先に飛びつきました。

なんとも香ばし気な焙煎した麦芽と、、、、コオロギ。

(好きな人にはたまらない画像)

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このコオロギビールを展開するアントシカダ、飼育中のコオロギのビール粕を与えたら、あーら不思議、なんとコオロギの味が向上したんだそう。これを着眼点にビール作りがはじまったとのこと。

人口爆発で食べものがなくなるので(仕方なく)虫を食べようとか、地球上の資源は限りあるので(仕方なく)虫を食べよう、とか。もちろん、そういう切り口も大事だと思っています。ただ、それではなんか悲しいじゃないですか。嫌々なら食べなくていいよ。虫に対しても失礼じゃない?って思うんです。


うーん、なかなか芯のあるお言葉。

昨今話題の昆虫食ですが、生半可な気持ちじゃないガチ感がしっかり伝わってきます。ただの曲者ではない。


実際に口に含むと一見ありがちなスタウトと思いきや、馴染みのない香ばしさが漂って、「これがコオロギか。。」と、鼻腔と眼の奥に感じながら余韻に浸ることが出来る。これはグビグビといたずらに飲み干す日常酒ではない、温度変化も楽しみながら、一滴一滴大切に味わったほうがいい。(飲み干した後にコオロギの足が歯にはさまった、なんてことはないのでご安心を。)


ビールの在庫がないのか販売されてないけど、他にも数々の興味深いコオロギラインナップが展開されているので、私も色々チャレンジしたい。



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