システムエンジニアの使う不思議な言葉
「一回殺してくれる?」
「あ、死んだ」
私は大学院で修士をとった後、派遣社員として2年間IT企業で働いていた。
その時に驚いたのが、現場のSEが頻繁に「死ぬ」とか「殺す」といった物騒な言葉を、涼しげな顔で現場で使うことである。
「殺す」とは、わかりやすくいうと、走っているプログラムを止めること。
「死ぬ」とは、プログラムが止まってしまったり、PCの電源が突然落ちてしまったりすることを言う。
それまで「再起動しよう」とか、「動かないねえ」とか、そういう言い方しかしな