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#小説
【創作小説】僕とおばあの49日間納骨チャレンジ 3【短編】
第一話
前回の話
祖母の家に着き、門の鍵を開ける。
庭の駐車スペースに叔父の車を誘導する。
「俺ばあちゃんちに来るの中1の時以来だわ」
敏行が感慨深げに言う。
僕だって、祖母が病気にならなければこんなに通うこともなかっただろうと思う。
「晴明おじさんは何年ぶり?」
「親父が死んだあとの49日以来だから5年ぶりかな。おふくろの見舞いには行ってたんだけどね。」
「なかなか用事がないと来な
第一話
前回の話
祖母の家に着き、門の鍵を開ける。
庭の駐車スペースに叔父の車を誘導する。
「俺ばあちゃんちに来るの中1の時以来だわ」
敏行が感慨深げに言う。
僕だって、祖母が病気にならなければこんなに通うこともなかっただろうと思う。
「晴明おじさんは何年ぶり?」
「親父が死んだあとの49日以来だから5年ぶりかな。おふくろの見舞いには行ってたんだけどね。」
「なかなか用事がないと来な