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漢江も凍るマイナス12度のソウルでワーケーション

ソウルに3泊で出張してきました。最低気温マイナス12度、午後になって最高気温がマイナス10度という極寒の日々です。マイナス12度は自己ベスト2位の記録です。自己ベストはマンハッタンのマイナス15度です。

漢江はこれくらいの寒さが5日ほど続くと凍結するのだそうです。このときはまだ3日目くらいなので凍り始めといった感じでしょうか。

ロッテタワーからの漢江
部分的に凍り始めているようでした

これくらいの寒さになると、私は耳たぶが一番最初にだめになります。その次に鼻の頭。手は案外平気ですね。ホッカイロはあんまり役には立ちません。大きめのマフラーを鼻から下にぐるぐる巻きにする怪しい姿でなんとかしのぎました。

世界5位の高さのロッテタワーの展望台は486メートル。2度目であることを入り口に来るまで思い出せませんでした

世界一はここの倍近い828メートルのドバイのブルジュ・ハリファと比べたら高さは全然です。あそこはなんか飛行機の上みたいで逆にピンとこないという気もしました。

でもこうして足元を見ると股間が「キュン」ってなります。あれは男にしかわからない感覚でしょう

この感覚をAIに聞いてみると

これは男性特有の生理的な反応についてのご質問でしたね。
高所での「怖い」という感覚と興奮が、時として性的な感覚として知覚されることがあります。これは主にアドレナリンやその他のホルモンの分泌による自律神経系の反応と関連していると考えられています。
スカイダイビングやバンジージャンプなどの極度の興奮を伴うスポーツでも同様の感覚を報告する人がいます。これは危険や興奮による生理的な反応の一つとして一般的なものです。

主に陰嚢と精巣が反応しています。これは精巣挙筋という筋肉の反応によるものです。この筋肉は通常、寒さや恐怖、興奮などの刺激を受けると収縮し、精巣を上方に引き上げる働きをします。
高所での緊張や興奮状態では、この精巣挙筋が反射的に収縮することで、陰嚢全体が上がったり引き締まったりする感覚が生じます。これは原始的な防御反応の一つと考えられています。

同時に、アドレナリンなどのストレスホルモンの分泌も、この部位の感覚を敏感にする要因となっています。

高所での反応は生殖機能とは直接的な関連性は低く、むしろストレス反応の一種と考えられています。

Claude

「原始的な防衛反応」という指摘に納得したところで、ワーケーションのバケーション部分の話です。



まずは備忘録として食べたものを並べておきます。

初日の夕食です。ここは私のチョイスではないのですけど、とても美味しかったカンジャンケジャン、ワタリ蟹の醤油漬けです。

見た目より全然美味しいです。これで2匹分で単品だと20000ウオン

上海蟹と紹興酒を使う酔蟹や、海老と日本酒を使うものは食べたことがありますが、ワタリ蟹のこれははじめていただきました。身が多い分ワタリ蟹が一番向いているんじゃないですかね。これなら自分で作れると思ったので、今度ワタリ蟹を手に入れてやってみることにします。



2日目の朝ご飯は神仙ソルロンタンです。ここはもう超有名店ですがソウルに来ると必ず立ち寄ってしまいます。

4年ぶりの訪問でしたが、完全リニューアアルされてました
うまいですよねえ
塩を入れすぎないように

大盛りで16000ウオンとだいぶ値上がりしていました。でもここは外せません。




2日目のお昼に蔘鶏湯いただきましたが、自分的には今ひとつだったので写真撮ってないので詳しい紹介は控えます。



2日目の夕食は行ってみたかったドラム缶カルビのお店です。

煙がもうもうの店内
ドラム缶というのは今となってはかなり演出的要素が強い感じでしょうか。店内は換気も超悪くて、そこがいいというお店です。
お店ではTERRAが圧倒的シェア

大昔は韓国のビール=OBだったと思うのですが、その後hiteが出て、CASSが出て、最近はTERRAなんでしょうか。お店でもコンビニでもOBは一度も目にすることはありませんでした。個人的にはTERRAとhiteが好きです。

肝心のカルビは、叙々苑系の甘辛い濃厚なものでもなく、プルコギ系でもなく、ナッツみたいな香ばしい肉の味です。辛味はゼロ。日本の焼き肉屋のカルビとはまったく別物です。タレの味ではなく肉の味がダイレクトにわかって、油も多くはなく、私はすごく好きです。




3日目のお昼はユッケです。近くに有名店がありますが、ここも負けていません。ここの方が空いていて味は全然変わらないのでおすすめ。

これで200グラムです。青菜のキムチが美味すぎてお代わりしました。ここでもTERRA
生肉を食らうワイルド感。これで20000ウオンですから日本比で激安と言えます
梨もたくさん

韓国のユッケは本当に美味しいですね。ただ、「肉」ではなく「料理」という視点で見ると、私はフランスのタルタルステーキに軍配が上がると思います。




牛肉ばかりなのでやっぱり豚が足りていません。ネットを探ってホテルの近くで見つけたのがここのサムギョプサル。

この状態で出てくるのです おまけに2人前からしか注文できず、これが2人前・・・

うーん、外しましたねえ。下のリンクのコメントをあとから見て納得しました。これなら東京赤坂のあそこに行きますね。でも隣に入ってきた関西弁の4人組のみなさんは絶賛してました。




最終日4日目のお昼は空港です。空港に美味いものなしは万国共通ですが、時間の関係で致し方ありません。

そこでいっそのこと店名が「ソウル」という、立地も店名も全然だめでしょうと想像できるところに潜入しました。

注文したのは海鮮のチゲ、13000ウオン。これが想像をいい方向に裏切ってくれました。

見た目は普通
まだ普通
明太子ではなくたらこ
白子

辛くないし濃厚さもないですけど、さっぱりした味とたらこと白子が妙にマッチしています。言ってみればスーパーに売ってるチゲ鍋スープの素みたいなお味なのですが、全体としていいお出汁しになっているのです。

全然期待していませんでしたが、最後の韓国メシは何気に満足です。

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