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自分の持ち物で一番好きなのはこの時計

完全に個人的な自己満足記事です。

もう20年以上前に知人に教えてもらった時計です。私は時計に限らずブランド物にはあまり興味がなく、時計にそれほど強い関心があったわけではありません。貴金属類を身につけることもまったくないのですが、時計はケータイやスマホの時代になっても身に着けたいと思う派です。

そしてどうせ着けるならば、気に入ったもの、それも強烈に気に入ったもののでありたいと昔から思っています。ブランド品や高級品である必要は全くありません。

メーカーはスイスのBAUME&MERCIERで、シリーズ名はHAMPTONです。この時計を見るまで名前も知りませんでしたが、老舗メーカーです。私が気に入ったのは写真にある今持っているタイプのものではなく、それか何年か経過した2012年に新モデルとして発売されたものです。もちろん機械式、自動巻きです。

私が最初に見たものと一番大きな違いは、針が青いところです。これがものすごく気に入っています。あとは四角いということ。四角いケースに文字盤を配列するためにはデザイン性が重要になると思います。

それを完璧なまでに完成させていると私は思います。湾曲したガラス面はレンズと言うかプリズムのような効果があります。そこも最高です。

メーカーの公式写真 正面から

このモデルの存在に気がついたのは、すでに発売から数年が経過している時だったので、なかなか見つけることができませんでした。探すこと半年、探すと言ってもネットでなのですが、見つけたんです。ニューヨーク郊外の時計店です。実店舗もあるようですが、オンラインショップで新品を販売していました。

発売当時の定価は日本円で36万くらいとなっていましたが、17万円で販売していました。安いので偽物ではないかとかなり疑いましたが、問い合わせたところ本物であるという回答。リアル店舗もそれなり信頼できるお店のようだったので、思い切ってネット注文しました。

到着まで10日程かかりました。到着直後の写真が下のものです。自分的には完璧でした。

どこかのショップで販売された時のWEBがまだ残っていて、その商品説明にはこう書かれています。

昨年生まれ変わったハンプトンシリーズより、ブレスレットモデルが仲間入りしました。1940年代のドレスウォッチデザインに、ブレスレットが見事に融合していますね。特徴的なレクタンギュラー・ケースで、曲線のフォルムは見る人の角度によってプリズム効果を生み出ております。

そうそう、その通りなんです。購入して10年近く経ちますが、いまでも思わずニヤニヤしてしまいます。2年ほど前にかなり遅れるようになったので、信頼できそうなお店でメンテナンスもしてもらいました。その際に本物であることは確認できました。

なんとなくルティエのタンクに似ています。似ていますがタンクのほうが遥かに繊細で高級です。ハンプトンはタンクに比べたら無骨で大きくて重たいです。そもそも値段が倍くらいします。さらにハンプトンはロレックスのようなリセールバリューはありません。でもそんなことは私には関係がありません。自分が気に入ったものなので売る可能性は完璧にゼロだからです。


カルティエのタンク

同じラインの時計は現在でも色違い(文字盤と針が金色、秒針がない)のレディースものが39万円で販売されています。青のほうがいいと私は思います。

モデル M0A10020


17万でこれだけ気に入ったものを長きにわたって身につけられるのは幸せなことです。いつまでも大切に使いたいと思います。

品番:M0A10047
サイズ: 45mm×32.3mm
素材:ステンレススチール
文字盤:シルバー
ムーブメント: オートマティック
ブレスレット:ステンレススチール
防水 : 5ATM (約50m)
予定価格:¥315,000-(税込)
2012年 春頃発売予定

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