西アフリカ料理にハマっている
私は単純です。先日のモロッコ以降、西アフリカに目が向いています。お腹も向いています。
そこで都内近郊の西アフリカ料理のお店を探したところ、ここは定番というか、期待できそうなお店、浜松町のカラバッシュさんを訪れました。
まずはモロッコビールを飲みながらメニューを決めていきます。
スープというものは本当にその地域性が濃厚に出るものです。なので世界中どこの国、どこの街に行っても必ずスープ類は試します。そしてそれはハズシはないです。
ぺぺスープは、具材的には日本で言うところのアラ汁ですね。辛さが激烈と書いてありますが全然そんなことはなく、ココイチ比で2辛くらい。とても美味しいです。西アフリカの国々は大西洋に面しているので、魚をよく食べるようです。でも、たとえば日本のタコの8割以上はモロッコの西側のモーリタニアから来ているそうですが、現地ではタコは食べないみたいです。
アフリカと聞いても海をどうしてもイメージしにいのですが、よく考えれば周りは全部海なわけで、砂漠やサバンナばかりではないのです。
今日は西アフリカ、セネガルの料理を中心に注文してみました。来年はセネガルに行こうとかなり決めているからです。
まずは定番料理らしいチェブジェン。トマトベースの米料理で、パエリアっぽいといえばそうですが、案外薄味で日本食に近いように思います。米が香ばしくてとても美味しい。
チェブジェンが水分が少なめだったので、シチューっぽいうものをということで、お店の方と相談してのがこのヤッサです。ヤッサと言うとウルフルズのライブを思い出しますが(知らないですかね)。
チキンバージョンなのでチキン・プレ・ヤッサが正式名称みたいです。
レシピを見たわけでも聞いたわけでもないですが、食べた感想から私なりに再現すると、鶏むね肉を適当に切って軽く焦げ目がつくまで炒めます。途中から細切りした玉ねぎを加えてしんなりまで軽く炒めます。バターではなくて普通のサラダオイルであっさり目がいいように思います。炒めすぎないでシャキシャキ感が残るくらいが良さげです。そこにチキンブイヨンスープと白ワインを入れて軽く煮込んで出来上がり。要するに鶏肉の白ワイン煮です。
クスクスに絡ませていただきます。このまま豚肉でも、白身魚でも行けるような気がします。
このお店が、この料理がたまたまなのかもですが、スパイス系はあまり感じないのです。アフリカ=エスニック=香辛料たっぷりというイメージもありますが、先程のチェブジェンもそうでしたが、スパイスは最小限か、入ってないかもくらいです。なので案外和食っぽいのですよ。
これならなんちゃってヤッサ・プレができそうなので、近くの紀ノ国屋にバリラですけどクスクスの在庫があるのを確認したので、早速挑戦してみようと思います。
そして早速実行してみました。
お店のサイトはこちらです。