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うまいものはうまい
平塚タンメンというものがあります。そのうちの1店がこちらの花水ラオシャン本店です。
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タンメンというと白菜がたくさん入った透明なスープの麺が一般的な印象だと思います。ここ花水ラオシャンのタンメンは全く別物です。
かんすいの入っていない真っ白い麺。ほぼ透明なスープ。麺の下にはわかめと大きめに刻まれた生の玉ねぎ。
とくにスープが唯一無二すぎてうまく説明できない美味しさなのです。たぶん鶏ガラベースで、魚介系や豚や牛は使っていないと思われます。野菜を結構出汁的に使っているのではないか。かといって甘みはあまり感じられない。ほのかな酸味はリンゴ酢だそうです。うーん、うまく言えない。これほどどうやって作っているのか想像できないスープも珍しいです。案外味の素をかなり使っているんじゃないかと思います。あ、これむしろ褒めています。
カテゴリー的にも少なくともラーメンとは言えない感じで、にゅうめんとか温麺とかに近い湯麺です。
途中で味変を2回行います。
まずは何も加えることなく、そのまま半分くらい食べ進めます。続いては自家製と思われるラー油を投入します。このラー油は全くといっていいくらい辛くはありません。むしろ甘い。ラー油の香りを楽しみます。スプーンで3杯くらい入れても平気です。
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そして2度目の味変は、カウンターに置いてある穀物酢を多めに入れます。元々ほんのり酸味がありますが、そこにドバドバと酢を入れちゃいます。わかめとトッピングしてあるとこれが超効果的です。
全体としてとてもさっぱりしているので、スープも全部飲んじゃいます。だけど酢をたくさん入れているので、あとから喉がすごく乾きます。
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わかる方にはわかる話ですが、しばらくバックヤード側におられた大将が、表に出てこられていてよかったです。下の写真は別のお兄さんです。
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値段が安すぎです。一律300円くらい値上げしてもいいと思うのですけど、明確なポリシーがあるのでしょう。ほんとありがたいことです。
なぜか島酒があって、泡盛の古酒です。もずく酢なんかもあります。
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平塚駅からは歩くと20分以上かかります。駐車場はお店の裏に2台分と、ちょっと先に4台分あります。すぐ近くにタイムスもあります。提携はしていませんのでマツキヨでお買い物をしましょう。