はじめてのアフタヌーンティー (上海 和平飯店)
わたくし、お洒落なアフタヌーンティーなどとは縁遠い人です。
なのですが、上海に出かけた時に由緒正しいピースホテル(和平飯店)に宿泊する機会があって、生まれて初めて正式なアフタヌーンティーを体験することができました。
家庭画報の最新号でもアフタヌーンティーの特集をしています。
アフタヌーンティーというのは、3時のおやつみたいに紅茶とお菓子をいただくものだと思っていました。まあお茶会みたいなものだと。ところが全然違いました。もっとすべてが本格的。量も多いし、全然おやつじゃなくてもう主食です。お昼ご飯を食べていたら絶対食べきれません。
お茶もたくさんいただいました。上海ということもあって、紅茶系はもちろん、プーアール茶、ポーレー茶、ウーロン茶のような中国茶のラインナップも充実していました。もちろんコーヒーも。
ピースホテルのアフタヌーンティーは、1階のジャスミンラウンジで行われます。ジャスミン・ラウンジは、アール・デコ調の華やかな調度品の中で、東洋と西洋が融合した朝食や極上のティータイムを楽しみながら、社交の場として親しまれてきました。ジャスミン・ラウンジの名物はホテル創設者ヴィクター・サッスーン卿のお気に入りを1930年代まで遡り再現した、最初のアフタヌーンティーです。
そんな由緒正しいアフタヌーンティーのこの日のメニューは、こんな感じでした。
ピースホテル(Fairmont Peace Hotel)は、上海で最も人気のある象徴的な場所、伝説的な外灘(バンド)のすぐそばに位置しています。30年代の上海の栄光の時代と、今のラグジュアリーなコンセプトを体現しています。このランドマークホテルは上海のみならず世界で最も歴史あるホテルのひとつです。
1929年にヴィクター・サスーン卿がキャセイホテルとして建てたのが始まりで95年の歴史があります。1952年まではキャセイ・ホテル、1956年から2007年まではピースホテル、2010年からはザ フェアモント ピース ホテルとなっています。最後に名称が変わる間の数年間は、政府による買収や改装によるものです。
部屋の写真が出てこないのですが、歴史を感じさせる重厚なホテルでした。それでいてカジュアルな雰囲気なのが心地よいのです。
オールドジャズバンドでも有名です。