新宿から中央道経由で名古屋まで高速バス
昨年末にまたまた高速バスで名古屋まで行きました。私の数多くの高速バス移動歴の中でも初めてのルート、新宿ー名古屋を中央高速経由です。今回このルートを選んだのは、冬なので雪山が見たいなと思ったからです。
京王バス9001便は、バスタ新宿を6時30分発車です。名古屋には栄に12時23分、名鉄バスセンターに12時33分に着きます。およそ6時間の長いバス旅です。これで3,700円でしたから私的には選択する十分価値があると思っています。
大事なのはメリハリです。新幹線グリーンも高速バスもそれぞれ良さと味があります。高速バスを使っているからグリーン車のありがたみが分かるんです。吉野家の牛丼をよく食べるからモリタ屋のすき焼きがものすごく美味しいんです。これは生きていく上でとても大切なことだと私は思っています。
このときは帰路は新幹線で、EXこだまグリーン早特3を9,170円で購入して帰ってきました。こうした高速バスと新幹線の使い分けについてはこちらで記事にしています。
うちからバスタ新宿までは1時15分かかります。横浜まででも45分かかります。要するのどっちにしても遠いんですが、湘南新宿ラインで一本、ずっと座っているだけなので、30分の差は誤差にしかならないくらいに感覚が麻痺しているのが非常に好都合です。
東京から名古屋までは、中央道経由の方が東名経由よりも30分ほど時間がかかります。これくらいの誤差もまああまり気にならないです。
京王9001便の車両はおなじみの日野セレガですから、静かで安定した走りです。
何と言っても運賃が安いですから、客層はやはり若い学生っぽい人が7割です。あとはおばさんが1割、おじさんが1割、老人が1割ってところです。いつもスーツ姿の人が2、3人乗っています。ここでは私は自分をギリギリおじさんとしてカウントしていますことをご了承ください。
この京王バス9001便は隣席との仕切りカーテンやパネルがありません。ですがそんなに気になりませんでした。
双葉SAで最初の休憩をした後、韮崎と北杜の間あたりから時々雪山が見えるようになりました。
もう少し走ると見えてきたのは諏訪湖です。もちろん今年は氷など一切ありません。御神渡りは今年も現れないのでしょうか。
このあたりは東名ルートにはない風景で、個人的には大満足です。
この先は岡谷JCTから南下して、岐阜県から名古屋に入っていきます。この時は全線にわたって渋滞はまったくなかったのですが、どういうわけか定刻よりも25分も遅れて到着しました。運転手さんには聞きませんでしたが、ひょっとすると最初のダイヤ設定に無理があるような気がしました。
結論としては時々は中央道ルートも使ってみようかと思いました。一点だけ難点があるとすれば、中央道は新東名に比べると圧倒的に道が良くないですね。もともとのカーブや坂の多さに加えて、路面状態も非常に悪い。新東名の快適さが本当によくわかりました。
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