着色されていても可愛いサボテン
4年ほど前に、家人がどこかでサボテンを買ってきました。100均なのか、ホームセンターなのか、園芸店なのかはわかりません。
鉢というか植えられていたポットの大きさは7センチ角くらいの、とても小さなものです。サボテン本体?は緑色で、トゲの部分は赤い色をしていました。緑と赤のコントラストがきれいだなあと思っていました。
ところがうちに来てからしばらくして、先端部分が何箇所か白く膨らんできて、やがてそれが新しい芽であることがわかりました。それらはゆっくりですが確実に大きくなっていきました。
最初は成長していくと、紅葉するみたいに緑と赤に変色していくものだろうと思っていました。ところが、そうではありませんでした。
写真を見てください。
これはひょっとして色がつけられて売られていたものではないか、という疑問が湧いてきました。そこでChatGPTに聞いてみると
やはり着色されて販売されていることがあるようなのです。興味深いのは、着色には染料や塗料ではなく、昆虫由来の色素を使用しているというのです。
まあ自然のものを使用していますから、優しいと言えば優しいのかもしれません。たぶん着色方法は、色素で着色された水に漬けて、引き上がるとトゲの部分に色素が残っているのではないかと想像します。金属メッキで言うところの「ドブ漬けメッキ」と同じではないかと。
その昔、ベニスズメは普通のスズメを着色して販売していたという話を聞いたことがあります。最近見かけないのは、動物虐待とみなされる可能性が高いからのようです。
では植物であるサボテンはどうなのか。ここで「植物虐待」とまで言うつもりは私にはありませんが、詐欺っぽかったり、なんか納得できないものがあります。
4年を経過しても順調に成長をしてくれています。新たに成長した部分は、元々の部分が楕円形なのに対して細長い状態で、更にその先がさらに分岐しようとしています。
いまは冬場ですから、断水して何もすることなく放置しています。夏場もサボテンですからかなり乾燥気味に育てています。
健気でとっても可愛いので、これからもしっかりと育てていこうと思った次第です。
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