ハサミで切って食べる小坪の地ダコ
小坪のタコは本当に美味しいのです。
堅くてしっかりしているので、よく噛んで食べないといけないのですが、そのために噛むほどに味が出るのです。繊維質というのか、スルメみたいな感じといえばそんなに遠くはないです。
このあたりの海には蛸壺がたくさん仕掛けられています。
そんな小坪のタコもここ数年は不漁続きなのです。海水温上昇、ウニの大量発生による海藻類の食害とそれによる海焼け、などが原因ではないかと言われています。ウニについてはキャベツウニと言って、三浦キャベツの外側の捨てている部分を餌にして育てる養殖ウニの実験が進められています。品種はムラサキウニですから、ちゃんと育てば美味しいのです。現在は試験的に地元スーパーで年に何回か売られることがあります。
そんな地ダコが、久しぶりにゆうき食堂にあったのです。
ここでは茹でたタコがそのまんま、丸ごと出てくるのです。圧巻のグロさ、かもしれません。
そしてなんとハサミが一緒に出てきます。そうです、自分でハサミで切って食べるのです。
ちょっとサイズは小さめでしたが、やっぱり美味しいです。他のタコとはちょっと違います。地元びいきではなく客観的に、小坪のタコとワカメは、どちらも養殖ですが本当に美味しいです。
ついでに同じ日に撮った海の様子。ちょうど台風7号の波が入り始めたところです。以外にも秋みたいな雲で、夏の終わりを感じませんか?こうして切り取るとすごくいいところ、みたいです。
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