いまロンドンでいちばん人が集まるOUTERNETってなんだ?
ロンドンで観光客も含めていちばん人気のスポットがこちらのOUTERNETです。Time Out誌がそう言っています。
コンセプトはINTERNETではなくOUTERNETということ。インターネットは画面の中に閉じ込められているけど、そこから開放されて街に出ようという意味。
場所はトッテナム・コート・ロード駅の真上。ここは東京に例えると渋谷と銀座をあわせたような場所です。渋谷Q-FRONTみたいな場所に新たに建てられたビルです。
建物全体としてはイベントスペースというのが正解ではないかと思います。地下にはかなり大箱のクラブがあるようです。私が訪れた日にはイベントを行っていなかったので、各スペースではビデオアート作品が何本も表示されていました。
以下にそれらを少し紹介しておきます。
コンテンツにはアート作品以外に広告もあります。これはキャセイパシフィック航空のものです。
ビルの外壁のディスプレイも連動しています。
またよく見ると、LEDディスプレイの各面のつなぎ部分など、結構隙間が空いています。
まあそんなことは気にしないということでしょう。日本なら確実にNGな施工ということになります。
他のスペースは規模は小さいですがやはりLEDディスプレイの空間です。
写真やビデオではこの空間の雰囲気と、現場で映像から伝わって没入感のようなものはほとんど伝えられていません。
こうした作り物の空間だからこそ、リアルなものや別のバーチャルなものとの融合、例えばFortniteとかが起きてくると思います。
これからこの空間でどんな使われ方、コンテンツが生まれてくるのか注目しておきたいと思います。
今回の渡航はこちらにまとめページがあります。