うな丼はご飯が命
先日、noteで今年の夏の格安うなぎを総括いたしました。そこでは吉野家さんがなかなか健闘している感じがすると書きました。
そして格安うなぎといえばここ、宇奈ととさんを語らないわけには行きません。うな丼はなんと590円からです。吉野家さんは1,207円ですが、宇奈ととのダブル1,100円相当の鰻の量です。
そこで先日の記事でも書いた、随分行っていない宇奈ととさんを訪れました。注文したのはうな重特上1,800円の大人買いです。う巻きと肝吸い付きのセットで2,200円くらいだったです。
厚みといい、焦げ具合といい、まあ私の好みです。でもちょっと脂は多いです。
鰻自体はかなり満足です。この値段であればかなりいい。吉野家に比較すると吉野家はお店では焼いていませんから宇奈ととの圧勝なのです。
なのですが、ご飯が驚くほど不味かったのです。こうしたところで飲食店に関して不味いと書くことはめったにないですが、この日のご飯、米はまずかった。これは宇奈ととさん全店で同じなのか、たまたま私が行ったお店が、その時の炊き方か保温が良くなかったのかはわかりません。
宇奈ととさんは各テーブルにタレが置いてあります。いくらでもかけてOKです。もしかしてご飯の味をごまかすすために、タレをたっぷりかければいいのかもしれません。
ご飯、重要です。
う巻きと肝吸いは正直無くていいかなと思いました。ここはストレートに、そしてほとんどの常連さんぽいお客さんが注文しているうな丼ダブル1,100円一択だということがわかりました。
ご飯については別のお店でリベンジ、再確認をしてみたいと思います。
繰り返しますが、私は130年以上の鰻屋の身内でございまして、格安うなぎは一線を画すものであります。ですが格安でうなぎを食べられるとうのはとても幸せなことだと思います。7,000円超えは当然おいしいですが、590円があってもいいと思うのです。なんでもそうですよね。
はい、そんな今年の夏の鰻の総括はこちらです。