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太陽光ではない、世界最大の太陽熱発電所

ホノルルからラスベガスに向かう機内で、私はぼんやりと砂漠の景色を見ていました。2023年4月のことです。すると地上に何やら異常に明るい3つの光が見えました。時間は現地時間で朝の7時頃ですから外はまだ若干暗くて、それはひときわ明るく光り輝いていました。

何らかの人工施設であることはわかったのですが、一体なんなのか私には全くわからないまま、15分ほどでラスベガス空港に着陸しました。

上空から見ると異常な光です

場所はラスベガスから南南西に60キロくらいの砂漠の中です。このあたりは何十回も飛んでいると思うのですが気がついたのはこれがはじめてです。

もう少し接近したタイミングでスマホでズームして撮影した写真です。

これをさらに拡大するとこうなっています。この時点でも正体が私にはわかりませんでした。場所が場所だけに軍事施設かなあとか、エリア51も近いのでUFOの発信基地かとか。。。エリア51はここからだとラスベガスの反対側ですね。



ホテルにチェックインしてネットで調べていくと、これが発電所であることがわかりました。イヴァンパ太陽熱発電所という世界最大の集光型太陽熱発電所なのでした。

基本的な仕組みは案外シンプルで、真ん中に見えるタワーの最上部に周辺に設置された鏡で光を集めて、湯を沸かして蒸気でタービンを回して発電しているというのです。

オリンピックで聖火を採取するのと同じで、凹面鏡による超大型集光・集熱装置というわけなのです。なかなかの力技です。

凹面鏡にするために、タワーのある中心部分が低くなっています。360度に配置されているそれぞれの鏡は、太陽の動きに連動してタワー最上部の集光装置に向けて光を反射できるようにモーターで自動制御されていると思います。天体望遠鏡に搭載されている赤道儀やモータードライブと同じことですね。

イヴァンパ太陽熱発電所について、最近よく使っている生成AIであるClaud3にまとめてもらいました。

イヴァンパ太陽熱発電所は、アメリカ合衆国カリフォルニア州モハーベ砂漠に位置する巨大な太陽熱発電所です。この発電所は、世界最大の集光型太陽熱発電施設の一つとして知られています。
主な特徴は以下の通りです。

【規模の大きさ】
発電容量は392メガワットで、34万世帯の年間使用電力に相当する
総面積は約14平方キロメートルで、東京ドーム280個分
34万枚の鏡が使用されている

【発電方式】
タワー型集光システムを採用
鏡で太陽光を集光し、タワー上部の受熱部に熱を伝える
受熱部で熱交換によりモルテン塩を566度に加熱
加熱されたモルテン塩の熱エネルギーで蒸気を発生させ、タービンを動かして発電

【エネルギー貯蔵】
モルテン塩は熱エネルギーを蓄えることができる
これにより、夜間や曇天時でも発電が可能

【環境への配慮】
自然環境への影響を最小限に抑えるよう設計されている
生物多様性保護のための取り組みが行われている
【建設費用と電力供給】
建設費用は約27億ドル(4000億円)

Claude 3による

かなり巨大な発電施設であることがわかります。ロサンゼルスからラスベガスに向かうフリーウエイ、H15からもよく見えるようなので、いつか高速バスで行ってみたいと思っています。

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