城山ホテルとセットがおすすめの温泉 湯之谷山荘 (鹿児島 霧島)
鹿児島の霧島温泉にある湯之谷山荘です。日帰りで利用しました。
鹿児島駅からだと鹿児島空港まで行って、空港からリムジンバスで行くのが結局楽です。ただし最寄りのバス停から歩いて20分くらいかかります。
そんな秘境というわけでは全く無いですが、まあ箱根の強羅のいちばん外れくらいの感じです。
何と言ってもここはこの3つの湯船です。基本は温度の違いだと思うのですが、上流から下流にある3つの湯船に順にお湯が流れていきます。それを巡回しながら入浴するのです。
またその湯船の配置と、床面の処理(多分滑り止め)のデザインがとても美しいのです。
お湯は言うまでもなく最高で結構な硫黄臭がします。湯量はご覧の通りドバドバです。湯の花もあります。
このときは鹿児島の城山ホテルに宿泊した翌日に、空港に行く前に入湯させていただきました。「山荘」という名の通りなかなか渋い宿で、ゆったり宿泊したいなあと思いました。宿泊すると露天風呂にも入れるようです。
料金は今でも2名1室だと1泊2食12,500円となっているのもいいですね。言うまでもなくホテルライクなことを求めなければ、という前提です。
ところで、先程の城山ホテルは、いわゆるグランドホテルカテゴリーとしては本当にいいホテルで、桜島を望める露天風呂が最高、朝食がとても美味しいです。季節が良ければ外で桜島を眺めながら、最高の朝ご飯をいただくことができます。残念ながら私は凄い噴煙を見たことはありませんが、時々「ボン!!」という空砲みたいな噴火音も聞こえたりします。
別の時には同じく城山ホテルと、翌日に湯之谷山荘の近くにある旅行人山荘に日帰りで入湯しました。そちらは写真が見当たらないのですが、森の中の貸切露天風呂がとても心地よかったです。お湯は湯之谷山荘の勝ちではありますが、トータルではどちらも甲乙つけがたいです。
城山ホテルは透明なお湯、綺麗に整形された湯船なので、鹿児島に行くときはこうした城山ホテル+1で、趣の異なる温泉を楽しむのがおすすめです。
5年に一度くらいしか行けないので、晩御飯はやっぱり「あぢもり」さんで黒豚しゃぶしゃぶ、九州にしては味付けが塩分濃いめなので喉が渇きますから、デザートに「しろくま」という鉄板コースになってしまいます。
LCCのセールを使えば成田から鹿児島までは片道5,000円くらいですからね。