美しすぎるデザイン 北京大興国際空港
とにかく美しい、とにかくわかりやすい、とにかく大きい、北京に2019年9月25日に開港した、北京大興空港(PKX)を写真と動画で紹介しておきます。
日本からだと北京首都空港という、もともとあった空港に発着するエアラインも多いようです。中国のエアラインの多くがこちらの大興空港を利用しています。
デザインをしたのは建築家ザハ・ハディッドです。とにかく美しい。その一言に尽きます。日本の羽田や成田、関空やセントレアが本当に恥ずかしいレベルです。
空港内にはWiFiが飛んでいますが、電波が弱く、中国のファイヤーウォールは超えられないので、SNSなど多くのサービスが使えないので接続する意味はないと思います。
日本国内キャリアのローミングであればその問題はありません。
特にahamoは国内と同じ条件で海外でもそのまま使えるので、モバイルWiFiをレンタルするくらいなら、旅行のときだけahamo契約すると20ギガ(10月から50ギガになります)まで2,980円です。ただし海外利用が14日を超えると、データ利用量にかかわらず、128Kだかに速度制限がかかります。デュアルSIMでeSIMに対応したスマホであれば、すべてがオンラインで契約できます。ahamoは契約・解約手数料のどちらもかかりません。ただしすべてがオンラインでの手続きのみです。
何らかの理由で空港内泊をする方のために、横になれるスポットを紹介しておきます。私が確認したのは、空港内泊される多くの方が国際線トランジットだと思いますので、ターミナルEについてです。
なお中国南方航空の乗り継ぎで、エアラインが用意する無償ホテルの取り方はこちらにまとめておきました。
仮眠スポットは、それぞれ写真を置いておきます。詳しい場所は現地に行けばすぐわかります。まずはターミナルEのマップです。
ターミナルEを中央から見たところ。真ん中が動く歩道です。
上の写真の左手、上のマップで現在位置と書かれているあたりに、傾斜のあるイスが並んでいます。
まあまあ傾斜があるので、仮眠はできます。注意は非常に開放的で外光が入りますので、アイマスクがあるといいと思います。
その下のLEDビジョンの前には、フルフラットシートをご用意させていただきました。
中央部分のこのデザインの下にも、フルフラットシートがあります。ただしこちらのほうが堅いです。
もう一つ、プライオリティーパスで利用できるラウンジ、East Pacific Passenger Loungeも紹介しておきます。
24時間営業です。時間帯によるみたいですが、ホットミールも提供されます。
滞在した時間が朝や昼間だったので、アルコールはビールが1種類のみでした。午後以降はワインなど置かれると思われます。
奥の方にはこんな個室空間もあります。
さらにちゃんと宿泊できるような個室もありますがこちらは有料です。内容は現地で確認してください。
全体としては普通のクオリティーのサービスだと思います。私は早朝と昼時間に2回利用しましたが、どちらもガラ空きでした。
空港から北京市内へは、1時間ちょっとはかかりますが地下鉄大興空港線が便利です。乗り場はターミナルの地下です。朝6時から22時30分まで運行しています。終電が以外に早いので、夜に空港に行く際には注意してください。乗車にはビザかマスターのコンタクトレスに対応したクレジットカードとデビットカードが使えます。これはすごく便利です。終点の草橋から地下鉄各線に乗り変えできます。
ただ北京市内ではクレジットカードはほとんど使えないので、WechatかAripayを使えるようにしておく必要があります。その方法はちょっと面倒です。実際の使い方は日本のQR決済と同じで、読み込むか読み込んでもらうかどちらかです。現金も使えますが色々面倒です。
今回の渡航はこちらにまとめページがあります。