20201210、木曜「定例イソラジ」のための選曲作業
今夜は、グノー編(2)のプレイリストために選曲を行いました。
前回はオーケストラ曲中心の選曲でお送りしました。
今回は歌劇「ファウスト」をメインとした内容となります。
グノーと言えば「ファウスト」が連想されるのですが、組曲はありません。
その替わりといっては何ですが、やけに「バレエ音楽」だけが有名。
もしかしたら歌劇本編よりも、こちらの方が演奏される回数が多いかも。
手持ちの音源を探したところ、次の4つの演奏が見つかりました。
・最終の第5幕(の冒頭近く)で踊られる「バレエ音楽」(68:14)
カラヤンは、相変わらずカラヤンらしい「音を繋げる」演奏で壮麗。
ショルティは、若いころの熱血演奏で、テンポが一番速く駆け抜ける。
マリナーは、私の特集では何故か、いつも顔を出す定番の指揮振り。
バーンスタインは、この曲も指揮していたのかと思わせる珍しい演奏。
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」から「バレエ音楽」(17:47)
演奏 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」から「バレエ音楽」(15:52)
演奏 ゲオルク・ショルティ/コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」から「バレエ音楽」(17:19)
演奏 ネヴィル・マリナー/アカデミー室内管弦楽団
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」から「バレエ音楽」(17:16)
演奏 レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック
この4つの演奏を全て配信して聴き比べを楽しんで頂きます。
次は、有名なアリア「宝石の歌」の聴き比べです。
手持ちの中から、これら3つの演奏が見つかりました。
・第3幕でマルグリットによって歌われる「宝石の歌」(15:08)
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」から宝石の歌「なんと美しいこの姿」(06:13)
演奏 マリア・カラス(sp)/ジョルジュ・プレートル/パリ音楽院管弦楽団
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」から宝石の歌「なんと美しいこの姿」(05:02)
演奏 森井美貴(sp)/藤江圭子(pf)ライブ演奏
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」から宝石の歌「なんと美しいこの姿」(03:53)
演奏 森麻季(sp)/山岸茂人(pf)ライブ演奏
全曲を聴きたいところですが、何しろ長い!
そこで、1種だけの抜粋を、お送りしましょう。
・クリュイタンス盤よりの抜粋(26:57)
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」第2幕から「フィナーレ」(08:15)
演奏 ボリス・クリストフ(bs)/ニコライ・ゲッダ(tn)/
リリアーヌ・ベルトン(sp)/ビクトリア・デ・ロサンヘレス(sp)/
アンドレ・クリュイタンス/パリ国立オペラ座管弦楽団&合唱団
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」第3幕から「夜もふけたので」(13:06)
演奏 ニコライ・ゲッダ(tn)/ビクトリア・デ・ロサンヘレス(sp)/
ボリス・クリストフ(bs)/アンドレ・クリュイタンス/
パリ国立オペラ座管弦楽団
曲目 グノー:歌劇「ファウスト」第5幕から「フィナーレ」(05:36)
演奏 ボリス・クリストフ(bs)/ニコライ・ゲッダ(tn)/
ビクトリア・デ・ロサンヘレス(sp)/アンドレ・クリュイタンス/
パリ国立オペラ座管弦楽団&合唱団
ここまでの合計で1時間50分強となります。
目的の交響曲は残りの時間に十分に入りますね。
曲目 グノー:交響曲第1番ニ長調(25:38)
演奏 ネヴィル・マリナー/アカデミー室内管弦楽団
これで配信で取り上げる曲目が決まりました。
あとは、構成を考慮しながら順番を決めてプレイリスト作成です。
完成したら「告知」の中で、お知らせしますね。