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82)26/07/TAISO

今日も柔道の選手が金メダルを取った。男子選手は昨日の選手もそうだったけど、メダルを取った後、喜びをあらわにしなかった。負けた相手を思ってのことと聞き、相手への礼とは言え、そこまでやるのかと驚いた。

勝っても負けても”相手に対して配慮する”、”思いやりの心を持つ”という柔道の礼法。4年間、そしてコロナの影響でプラス1年、練習と試合を繰り返しオリンピックまで辿り着いて結果を出すための努力…想像を絶する過酷な日々を乗り越えての優勝の瞬間に、相手への礼を忘れずに冷静でいられるって、ちょっと凄すぎて、私には訳わからなかった。その冷静さがあったからこそ、金メダル取れたんだと思うけれども。

解説で何度か登場してた女子柔道の選手がゾーンに入るって話をしてたのを聞いたことがあったが、普通では経験できないようなことが起きるんだなと思う。経験したことがないものが舞い降りてきたと話した選手もいたし、追い詰められてニコニコ笑い出す選手。
試合終わりでインタビューに答える時に、堪えていたものがあるのか、汗が吹き出している選手達。緊張からの解放が伝わってくる。人間の身体が極限を越えた先の経験を聞いたり見たりしている気がする。そこまでしないとメダルに辿り着けない。

思いやりや優しさは、こうして体と共に鍛えられると同時に育っていくのだろう。何故我慢や辛抱をするのか。自分が目指すもののために経験してきたことと同じ苦労をしてきた相手が今どんな気持ちか想像すること。相手の立場に立って考えてみること。自分も日常の中でキチンとやれてるか、しっかり見直そう。そして体を鍛えるのは思考の役にもたちそうだ。腹筋も頑張らないと。

日本ってどんな国だっけ?ということも考える機会にもなっている。
聞いた時は何じゃこりゃと思ったけど、面白い曲。こういうのが日本、という見方もある。

#YMO   #TAISO #体操 #柔道の礼法 #思いやり  

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