まるで小説のような表現力の昆虫記
勘違い思い込みがきっかけで読み始めた
「ファーブル昆虫記」は、新たな発見があり
思いのほか楽しく読んでいます。
昆虫記が書かれたのは19世紀で、ファーブルは
"進化論"のダーウィンと親交があった、と聞くとずいぶん前なのだとあらためて感じます。
ファーブル自身の観察・考察・実験を元に記されているのですが、研究発表の論文のような淡々としたものではなく、読み進めていくうちに、
ファーブルと一緒に、そっと虫たちの様子を観ているような感覚になるのです。
また、南フランスでの生活の様