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【昭和シティポップ大全(BETA)】アラ還昭和オヤジが勝手に選曲!夏の終わりに聞きたくなるシティポップ5選
こんにちは、みなさん!おでかけ先生エンタメ英語塾代表のケンジです。
今日は、夏の終わりを感じさせる「エモい」シティポップの名曲を5つ紹介します。現愛世界中でブームになっている「シティポップ」の流れをくむ都会的な洗練を身にまとい、ひと夏の思い出を蘇らせるのにピッタリです。
さあ、一緒に今年の夏を振り返る音楽の旅に出かけましょう!
【第5位】夏の終わり(オフコース)
夏の終わり
発売年:1978年
アルバム:「FAIRWAY」収録
作詞・作曲・ストリングス編曲:小田和正
音楽的特徴と聴きどころ
「夏の終わり」は、小田さんの所属していたオフコースの楽曲として1978年のアルバム「FAIRWAY」のB面に収録された曲です。
オフコースメンバーのコーラスを小田さんの歌声の特徴である高くて力強いヴォーカルが、抜群の説得力で胸に迫ってきます。
今回紹介するのは、2016年にソロとして発表したアルバム「あの日あの時」に収録されたバージョン。
ほぼピアノのみのシンプルな編曲がしっとりと聴かせる仕上がりになっています。
なぜ夏の終わりを感じさせるのか
オフコースのコーラスもすばらしいのですが、ソロシンガーとして圧倒的な存在感を誇る小田さんの歌声も最高です。
ソロとしての小田さんがピアノをメインとしてアレンジで歌ったシンプルなバージョンは、夏の終わりの寂しさをよりいっそう際立たせています。
【第4位】夏のクラクション(稲垣潤一)
音楽的特徴と聴きどころ
イントロのエレキギターからして、なんとも言えない寂しさを漂わせているこの曲。稲垣潤一さんの特徴であるちょっと鼻にかかった柔らかな歌声が、すんなりと耳から入ってきて心地よいです。
サビのメロディー直前のグロッケンの音色や、ドライな印象のバックコーラスも涼しさを感じさせ、「海沿いのカーブを走るクーペ」の映像をまざまざと脳内に映し出してくれます。
なぜ夏の終わりを感じさせるのか
「クラクション」という言葉から、夏の思い出の中でのドライブを連想させ、その思い出が終わりに近づいているような感覚を与えてくれます。
年月が過ぎても胸を焦がし続けるかつての恋人への狂おしい想い。誰しもが一度は経験するこの感情を思い起こさせる、寂しさと悲しさを感じさせるメロディーと歌詞が、夏の終わりを象徴しています。
【第3位】夏の終わりのハーモニー - 井上陽水・安全地帯
夏の終わりのハーモニー
発売年:1985年
アルバム:「安全地帯V」収録
作詞:井上陽水 作曲:玉置浩二 編曲:星勝・安全地帯・中西康晴
音楽的特徴と聴きどころ
玉置浩二さんと井上陽水さんの個性的な歌声が絶妙に絡み合い、見事なハーニーを奏でています。まさに文字通り「夏の終わりのハーモニー」と言えるでしょう。
ピアノをバックに静かに歌い始めた曲が、次第に分厚さを増していき、一気にドラマチックなエンディングへと進んでいきます。まるで山奥のせせらぎが次第に水量を増して、大河となり海へ注ぎ込むように。
ストリングスとバンドが渾然一体となって、聴く人の心を包み込むようなこの曲。商業的な楽曲ながらJ-POP界の大御所二人が作り上げた「芸術作品」といえるでしょう。
なぜ夏の終わりを感じさせるのか
もともとこの曲は、1986年8月20日・21日の2日間に開催された神宮球場での「スターダスト・ランデヴー井上陽水・安全地帯LIVE AT 神宮(Universal Music Japan)」にて初披露された楽曲です。
このコンサート自体が夏の終わりに催されたこともあり、また夜空の見える神宮球場でのライブということが、その場にいあわせた観衆に「去りゆく夏の夜空」を見上げて思いをはせるきっかけとなっていることが大きいですね。
【第2位】さよなら夏の日 - 山下達郎
さて、いよいよ第2位の発表です。
さよなら夏の日
発売年:1991年
アルバム:「ARTISAN」収録
作詞・作曲:山下達郎
音楽的特徴と聴きどころ
山下達郎さんの温かみのある歌声が印象的です。曲のテンポも緩やかなメロディーは軽やかで、夏の爽やかな風を感じさせます。シンセサイザーの可愛らしい音色が随所に施され、とても聴きやすく親しみやすいイメージになっています。
中でも見事なのは、曲の後半でシンセサイザーの音程が下がってくる途中での転調のタイミングです。いきなりそれまでの世界が切り替わり、一気にエンディングへの盛り上がりへと突入していくところが「音楽の職人」としての達郎さんの真骨頂といえます。
なぜ夏の終わりを感じさせるのか
歌詞に「さよなら」という言葉が使われていて、夏との別れを表現しています。また、「夏の日」という言葉が繰り返し出てくるので、夏の思い出を振り返っているような気持ちになります。明るい曲調なのに少し切ない気分になるのは、夏の終わりならではかもしれません。
【第1位】夏の終わり(森山直太朗)
さて、いよいよ第1位の発表です!
私の独断と偏見で選んだ夏の終わりを感じさせる曲第1位は、森山直太朗さんの「夏の終わり」です。
夏の終わり
発売年:2003年
シングル:「夏の終わり」
作詞:御徒町凧、作曲:森山直太朗
音楽的特徴と聴きどころ
「夏の終わり」は、アルバム『いくつもの川を越えて生まれた言葉たち』からシングルカットされ、2003年8月20日に発売された森山直太朗さんの3番目のシングル曲です。
森山さんご本人がラジオの対談で語ったところでは「反戦歌として歌っているが、受け取り方は聴く人の自由」とのこと。
曲中で沖縄地方の弦楽器「三線(さんしん)」が使われているのは、第二次大戦中の激戦地だった沖縄を意識しているのかもしれません。
なぜ夏の終わりを感じさせるのか
タイトルそのものが「夏の終わり」なのももちろんですが、三線、ガットギター、ピアノ、バイオリンというアンプラグドな楽器を使った編曲が美しく、そして寂しさを感じさせます。
夏が来るたびに思い出すあの人の面影。かなわない願いをぐっと心に閉じ込めて行く夏を惜しむのも、この季節ならではの醍醐味ですね。
編集後記
今回は、夏の終わりを感じさせる5曲を紹介しました。
独断と偏見、そして昭和世代の思い入れが爆発した選曲でしたが、なにかお感じになったところはありましたでしょうか。
もしご感想やご意見などございましたら、コメントにてお知らせいただけると幸いです。
今後の参考およびライターとしてのモチベーションに大いに貢献しますので、ご協力をお願いいたします。
参考:記事の中で紹介した楽曲収録メディアリスト
今回の記事で照会した楽曲が収録されたメディアを下記に掲載しています。
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夏の終わり収録アルバム
夏のクラクション収録アルバム
夏の終わりのハーモニー収録アルバム
さよなら夏の日収録アルバム
夏の終わり収録アルバム
(End)
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