【五十路MAN日記】どうしようもなく追い込まれた時、心が楽になる超簡単な3つの方法
みなさんは「もうこれで自分の人生も終わりだ」と思えるほど追い詰められたことはあるでしょうか?
そんな時に苦境から脱する方法は「見失っている自分を取り戻す」ということに尽きます。追い込まれているときは誰でも「自分自身を見失っている」ものなのです。
では、人生を左右するほど深刻な状況を、いったいどうやって切り抜けたらいいのでしょうか。今回は「どうしようもなく追い込まれた時、心が楽になる超簡単な3つの方法」について、詳しく解説します。
一人になって自分と向き合う
しょぱなから結論を言ってしまいますと「頭をクールダウンする」っていうことに尽きるんですよね。
では、自分をクールダウンするにはどうすればいいのでしょうか。それは、次のような3つの方法があります。
■深呼吸する
人間は追い詰められた状態になると、無意識のうちに呼吸が浅くなっています。その反対に頭に血が上った状態で、冷静な判断ができなくなっているのです。
そこで、改めて呼吸を意識して「深く吸い、長く吐く」ことを繰り返すと、動揺していた心が少しずつ収まっていくことがわかります。
■外をぶらぶら歩く
絶体絶命のピンチの時には、自宅にこもっていろいろと思いをめぐらせていても、解決できることはありません。
そんな時には、いっそ外に出て新鮮な空気を吸いながらゆっくりと歩いてみましょう。体を動かすとなぜか不思議と硬直していた心がほどけてくるものです。
■お風呂に入る(できれば銭湯)
日本人に生まれてよかったと思うことは「熱い風呂にゆっくりつかる」という習慣があることだと思っています。
できれば、大きな湯船やサウナのあるスーパー銭湯などに行って、広々とした浴槽に身も心もゆだねてみましょう。きっと今の悩みが自分の人生を終わらせるほどのものではないことに気づくでしょう。
自分を見失った状態でできることはない
今日僕がお伝えした3つの方法でも、あなたの抱えている問題が蒸発するよに消えてなくなるわけではありません。
しかし、少なくとも「なんとか一歩前に動き出そう」という前向きな気持ちが生まれてくることは確かなんです。
自分を見失った状態でできることはほとんどありません。そのことに早く気づき、本来の自分を取り戻すことが大切です。
一人になって「自分を取り戻す」ことが大事
ピンチに見舞われているときにするべきことは「自分を取り戻す」ということがわかりました。
そもそも、人生には自分が変えられることと変えられないことがあり、変えられないことは受け入れるしかありません。
幼くして養子に出されたり自分の創った会社から追放されたりと、波乱万丈の人生を送った故スティーブ・ジョブズは、このような言葉を残しています。
If I try my best and fail, well, I've Tried my best."
(もし、ベストを尽くしてもうまくいかなかった時…そう、その時は「自分はベストを尽くした」ってことなのさ)
—CNNMoney/Fortune, November 9, 1998
ジョブズは他にも、迷いのない人生を生きていくうえで大切なこととについて、いろいろな言葉を残しています。困ったとき人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
■編集後記
ピンチに陥った時、僕がいつも自分に言い聞かせている言葉があります。
「自分は今すぐ死ぬわけじゃない。数時間後に即死するわけじゃない。だから、一歩一歩前に進めばいいんだ。大丈夫、かならずここから脱出できる」
どんな状況でも必ず脱出できる方法はあります。自分のできる範囲でそれをひとつづつ実行していくことが自分を救う道なのです。