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【カンボジア】世界平和を馬鹿にしてた私が国際協力に興味を持ったきっかけ

こんにちは!!
ほんとはケニア🇰🇪ボランティア編を書こうと思ったのですが
その前にこの話を。

世界平和とか(笑)
ボランティアとか真面目ちゃんがやるやつじゃん(笑)
って思ってた私。
今では世界を変えるために活動してる。

ほんとに小さい頃は、発展途上国や貧困、紛争について漠然とした興味はあったんですよね。

でも、小・中学校で習う「平和」とかいうテーマの授業が綺麗事にしか聞こえなくて、徐々に興味も失われていき、
最終的にボランティアや社会問題について馬鹿にしていたほど、嫌悪していました。

そんな私の意識が変わっていったのは、高校にNGO団体の方がお話に来てくれるようになってから。

最初は「綺麗事」にしか聞こえませんでしたが、徐々に話が現実味を帯びてきて
これまでのような表面上だけの話じゃないかもしれない、と思うようになりました。
やはり実際に現地に足を運んでいる人の言葉は違うなぁ、と。

何度かNGO団体の方のお話を聞き、
授業でも発展途上国について軽く学びました。

しかし、やはり私の心の中には「綺麗事」というワードが消えなくて、
苦しんでいる人がいるのは事実なのに、綺麗事と思ってしまう自分が嫌で。

悶々としているとき、パッと思いつきました。

『発展途上国に行ったら綺麗事と思わなくなるんじゃね?』

ちょうど学校でカンボジアへのスタディツアーを応募していたので、そこで申し込む決意をしました。
変化とか、挑戦がめちゃくちゃ苦手だった私が何故ここで勇気を出せたのかよく分かりません。

でも、ここから人生変わるなっていう直感があって
夢もしたい事も全くなんにもなかった私に
「これだ」
と思えるものが見つかった、そんな気がしました。

で、実際カンボジア行きました。

物乞いする子供たちとか、地雷原とか、現地の生活を見て学ぶことも初めて知ることもあって、
色々あったんですけど…

結論から言うと物足りなかったんですよね。

もっと現地の大変な生活を見てみたい、体験したい。
この程度じゃ、何も語れないし変われない。
まだ綺麗事から抜け出せませんでした。

なんでそういう考えに至ったのか、
自分でよく分かってないです。

でも、そう思ったから今動いてるんですよね。
「綺麗事」から抜け出したくて。
きっかけ、というか気づいたらハマってました。

今活動してる理由とかは他にも色々あって
長文になっちゃうのでまたの機会に…

このnoteで結論、伝えたかったことは
行動することって大事なんだなってことです。
(結局終着点これ😂)
失敗しても話のネタになるし。

あと!最後にカンボジア行ったときに学校に提出した感想をそのまま貼ります。
字数制限とかもろもろで詰め込んでて読みにくいですが…

暇だったら読んでください🙏🏻

目で見たカンボジア
百聞は一見にしかずとはまさにこの事で、事前学習で学んでいたことよりも強烈な印象を与えられるものもあったが、こんなものかと拍子抜けすることもあった。
シェムリアップは思っていたより栄えており、日本でも見るようなチェーン店が並び、イルミネーションで彩られていた。
私は野宿のような生活さえも覚悟していたが、日本と変わらない綺麗なホテルに泊まることが出来た。
しかし高級住宅が並ぶ中ボロボロの家が建っていたり、交差点には信号がなく辺りを見渡せばバイク四人のりが普通に目に入る。
やはり日本とは違うと感じた部分であった。

日本との違いを痛感したのは、アンコール群を観光している時であった。
物乞いだ。
事前学習で物乞いの実態は勉強していたが、実際に声を掛けられるとどうしたら良いのか分からず一瞬頭が真っ白になる。
結果、「ごめんね」の一言も言えず無視することになるのだがとても胸が締め付けられた。
クメール語のごめんなさいを知っておけば良かったと思ったが、私達に謝られたところで何も変わらない、寧ろ傷つけてしまうのではないかとそんなことが頭を駆け巡った。
自分の無力さを改めて感じた。
そんな無力さから少し開放されたのが地雷処理現場だった。
35度を超える猛暑の中、重い防弾チョッキを付け活躍している日本人がいたからだ。
日本の機械も役に立っており、微力であっても貢献できていることを知り嬉しかった。
地雷原は想像以上に過酷な場所だ。
勝手に草原だと想像していたがそこは森で、地雷を撤去する為に自然をも破壊していることが衝撃だった。
地雷の被害は人間だけでなく自然や動物にも及んでいるのだ。

実際の地雷被害に遭ったトゥンチャンナレットさんにお話を伺った。
1番衝撃だったことはノーベル平和賞のメダルを売ろうとしたことだ。
しかし、よく考えてみればこの金のメダルがあればどれほどの人が助かるのだろうか。
日本のお土産として持っていった団扇とお箸も、「私には重いものなんです」と言い友人にあげるらしい。
出来るだけ平等になるようなお土産を選んだつもりだったのだが私達の想像の範疇を超えてきた。
改めて自分自身の考えの甘さと、トゥンチャンナレットさんの信念の強さを実感した。

ロカブッス村の地雷被害に遭った方にお話を伺ったとき、私達を快く受け入れ、座る場所を確保するために躊躇なくハンモックを切っていたのに驚いた。
もし私が受け入れる立場ならそんな優しい心を持てるのだろうか。
そしてお手本のような屈託のない笑顔。
恵まれた日本に住んでいる私だが、常日頃こんな笑顔ではいられない、幸せだと感じることよりもどうしてもマイナスなことを考えてしまう。
私だけでなく多くの人がそうだと思う。
幸せとは何か、考えさせられる体験であった。
訪問した小学校やホームランドの子供たちも無邪気な笑顔を見せてくれた。
しかし中には終始真顔で嫌そうにしている子や、なにを考えているか分からない子もいた。その時にふと思い出す。
ここにいる子供たちは私達とは違う。
人身売買や貧困など形は違えど辛い過去や苦しい生活を経験しているのだ。
マオ・ランさんにホームランドの子供たちは夜12時まで物乞いをするという事実を聞いた時に、初めてそのような生活をしている子供たちが本当にいるのだと実感した。
しかし、実際にその現場を見ていないからか、あるとは分かっていても心の底では理解できていなかった。
正直今でもあの子供たちが物乞いをしている様子が想像できない。

これはカンボジアでの多くの経験に当てはまる。
過酷な現場をこの目で見てきたが、それはただの表面上の一部にしか過ぎないのではないかと思う。
私はこのたった一週間で何を理解したのだろう。
私はこの研修で現状を確認し、その過酷さを日本に広めたいと思っていたが、これだけの知識と経験では何も語れないと感じた。
物足りなかった。
人々の生活にもっと深く関わらなければ実態は知れないと思った。
私達が無意識に目を背けているだけで、もっと厳しい現実がそこにあるはずだ。
なので私はこれからカンボジアを含めた発展途上国をより深く勉強し、この目で見たいと思う。
こうして発展途上国に興味を持つきっかけになったアジアフィールドスタディは一生忘れない体験になった。
もう一歩踏み出してみようと思う。

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高校2年生 TABIPPO2020大阪支部🐣 発展途上国や貧困、ボランティアについて興味があります。いろんな国に行きたい 🇯🇵→🇰🇭🇰🇪