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線の単純化練習(5分下書き)

下書き線がペン入れくらいまで綺麗…というのは憧れです。

なのでそのための
最近やっている練習法です。

要は5分ドローイングです。
ですが
今までと方法を変えています。


従来のドローイング

いままでドローイングはスケッチとして


このような感じでなるべくリアルに似せる模写として
形を取って、肉を真似るように書き込んでいました。

5分下書き練習方法

実際のイラストの下書きを想定しつつも、時短で行うことで練習とします。

ドローイングと同じようにモデル画像を用意します。
今回はこちらのフリー素材を使用していますが
非公開練習用なピンタレストやGoogle画像検索のコスプレ写真等もありです。

※ポイント:サイズ感・パーツ位置・角度

1分クロッキーでやっている要領でラインとアタリを描く。
アタリはなるべく図形化して描きこまないようにする。


※ポイント:シルエット、シルエットのデフォルメ、線の単純化

アタリから、元画像とアタリを参考にシルエットを描く。
なるべく時間内に描き終えるように最低限の線を考える。

※ポイント:シルエット、シルエットのデフォルメ、線の単純化

それっぽい全身図が短時間で描けるようになりました。

今は半々の時間ですが、アタリ(青線)1分半、残りで下書き線(黒線)
が目標です。

見本があることで

  • 想定する絵のビジョンがある。→時短

  • 短い時間で手を動かす癖をつける

  • 資料を確認して、必要な線(形)を短時間で拾う練習

を想定しています。
また練習として短い時間で出来ることは毎日続けるモチベにもつながります。

形が崩れるパターンは、書き込もうとするとその部位が大きく見えてしまい
大きく描いてしまいズレる…という現象があります。

あたりが解りずらいとこうなりました。

これの良い所は、5分という時間制限なのでいかに無駄なくアタリを取って、いかに単純化しつつ線を引けるかを工夫する癖が付けられる所だと思います。

また線の少ない下書きを得られると、
ゆがみなどの修正もしやすいですし、
線が少ない分デフォルメ絵を作るのもやりやすいかと思います。

頭サイズ・顔と顎周り、髪の端を更にデフォルメ


結局アタリと下書きを分けただけではないかということかもしれませんが
分けずに描くことで、線がいっぱいでなんか良い感じに描けていると思う甘えを無くし、デフォルメを意識しすることで、実際に描くイラストに近い感覚をつかむためではあります。

アタリを取る段階で難しい場合

1分の箱人間ドローイング
(頭・胴体・腰の角度立体および手足の位置)
の練習も良いかもしれません。

投稿まで50分

今回のやり方で描いた方法がこちらです。

これが1時間位で上げられました。
急いでたので迷探偵パロ失敗してますが(元ネタ「あなたを犯人です」のでしたかった…)

ポーズはこちらのフリー素材から模写アレンジです。

服のデフォルメは良い感じにできたのではないかと思います。

急いでたので、細部が雑だったり、テトさんも描きたいはありましたが、
残業続きで新規絵が上げられないのがもやもやしてしまったので
とにかく何か描いてあげよう!という勢いで描きました。

まだ自分も始めたばかりなので、そこまで上手くできるわけではないですが
時間が無くても描けたり、仕上げの方にもっと時間を割くためには
悪くない練習方法だと思います。


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