シングルマザーの圧倒的体力・財力・時間の無さについて考える
こんにちは。湯です。
表題の件、真面目な内容となっていますが、いつも通りの調子でいきます!
シングルマザーと言っても必ずしもそうではないけれど、私はこの通りです。
もしも輪廻転生があるとしたら、私は今世、何を学ぶために生まれてきているのだろう?と、遠い、いや俯瞰の目で見なければやっていられない状況です。
だからと言って、シングルマザーは悪いところだけではなく、良くも悪くも自分一人で舵を切れるところは魅力の一つです。
体力
現代社会の問題として、学校の社会でも習った、「核家族」。その行き着くところが「ひとり親世帯」ではないでしょうか。だから、問題が無いわけありません。
体力と一言で言っても、瞬発力の面、持久力の面と両方あります。
瞬発力の面
重たいものが持てない。
もちろん買い物レベルの重たいものは全然持ちますが、洗濯機や家具などになってしまうと無理なのです。もしも運べたとしても、体を壊しかねません。業者を頼む余裕もありません。
我が家にはエコではない、古い洗濯機があります。度々故障もしていて、その度に節水機能付きのものと買い換えたいと思うのですが、次の洗濯機をリサイクルショップで購入しようと思っているので、運べる自信がなくて諦めています。
幸い我が家の子どもは男の子なので、将来子どもの筋肉が発達し、手伝ってもらえるほどに成長したときに買い替えようと、壮大な計画を立てています。
持久力の面
文字のごとくそのままです。ひとりで走り続けるのはかなりしんどい。
限界があります。
財力
次の財力。これはシングルマザーと聞けば、想像に難くないかもしれませんが、2人で稼ぐのと1人で稼ぐのとでは倍ほど違うのです。
ひとり親の手当てだって、日本は、サポートが充実している北欧には全く及びません。だったらひとり親なんだからがむしゃらに働けばよいのか?と言えば、そうでもありません。必死に良かれと思い働いても、ギリギリ支援を受けられる年収入額以上に稼いでしまうと、翌年1年間の手当や支援は受けられず、もし万が一体を壊して働けなくなったとしたら、ひとり親の手当はないので、本当に地獄です。正社員雇用レベルの福利厚生で働いているときだったら、まだいいかもしれませんが。
だから、全く割り切って子育てに専念するために仕事をセーブするのか、不労所得の仕組みを構築するなどして、明らかに稼ぐのかの2択ではないでしょうか。どちらにせよ、工夫が必要です。疲労困憊です。
そして手当と言っても、それが一生涯続くわけではありません。それが打ち切られる子どもが18歳になったときに、そこからは、親がそれまでセーブしていた仕事を最大まで再開することになりますが、かなりの挑戦です。決して、子育て期間中、楽して働いていなかったわけではないのにも関わらず、その後、親には大変な状況が待ち構えているのです。
時間
時間。これは全く持って結びつかないかもしれませんが、健康とも言い換えることが出来ます。
時間があれば出来ること、掃除・料理をはじめ、様々なことが思うように出来ません。睡眠もしかり。
実際にふと時間が出来たとしても、時間が貴重過ぎて、その時間を掃除に当てようという思考にならないかもしれません。人間、絶対的に休む時間も必要ですから。
しかし、これらのことによって、家にはホコリはたまってゆくし、栄養面までよく考えることのできない食事を日々とることになり、結果不健康になることもあるかもしれません。
子どもを支えていかなければならない、唯一の親が倒れてしまったら元も子もないのですが、現状は、倒れないほどのギリギリの不健康ラインで、掃除の手を抜き、料理の手を抜き、子どもとの時間や仕事の時間を捻出する。
もしかしたら私は、今世、こういうやり繰り上手の達人になる修行のために生まれてきたのかな?
子どもの貧困の連鎖なんてことも言われているけれど、冗談じゃない。
何としてでも、子どもだけでも明るい未来に送り出したい。
日本では離婚後、もう一方の親からの養育費の7割以上が支払われていないという、あるまじき状況があります。
別れたパートナーはムカつくから、そんな奴からの支払いはこちらが願い下げだ、とかそういう問題でもなく、子どもの健やかな命のために、お金が子に移動するのは当然のことだと思うのです。
と考えながら、今世のミッションは絶対にクリアしてみせると、楽しく子育てをしている、でも転職活動には苦戦している、いちシングルマザーのぼやきでした。
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?