起業1年目 住民税額決定通知が来たけど、どっと疲れた話。行政のデジタル化の道ははるか遠い。
6月に入って今年後半からの住民税額の決定通知が届きました。納税額は予想通りというか、昨年まで勤めていた会社での所得ベースなので、た、高い。。。
起業してからは税金や社会保険料を減らすべく、自分のお給料額を減らすなど工夫をしているけれど、今年の住民税はなんともならない。
同封されていたリーフレットに電子申請がおすすめ、と書いてありました。しかし、自分が住んでいる自治体はモバイルバンキングでのペイジー非対応。コロナ禍ということも相まって、わざわざ銀行に納付しに行かなくて済む電子申請で納付してしまおうとネットでいろいろと検索してみました。
リーフレットには簡単でお金もかからないと書いてあったので、電子申請の第1ステップである経産省の行政サービス、GビズIDを取得すべく、さっそくGビズのページで手続きのステップを確認。すると、サイトに必要事項を入力後、法人の印鑑証明を発行して必要書類を出力、郵送の上、審査に2週間以上かかって利用可能となるとの説明が・・・さらにコロナの影響で審査にもっと時間がかかるとも・・・
全然、簡単じゃないし、デジタルじゃない・・・
そこで、もう一つのやり方を発見。それがe-Govという行政のデジタルサービス。そもそもGビズやe-Govというに多様なサービスが乱立している時点で???なところはあるものの、Gビズよりは登録のハードルが低そう。
しかし!こちらも手続きのステップを確認すると、電子署名を入手する必要があることを発見。さらに電子署名を発行してくれる企業サイトへのリンクを開くと、そこにはばっちり手数料が有効期間別に表示されていました。
簡単でお金がかからないとあったのに、外部サービスの費用は行政は考えない、ということか。すでにここに至るまでに、いろいろと調べながら進めたり、法人番号の入力などのために過去の法人登記の資料を探し出したりで2時間以上かかっている。
結局のところ、地元の銀行に行って払った方が早いんじゃないか、と思って散歩とランチを兼ねて外出。ニコニコした銀行の担当に案内されて税金納付専用のATMに案内されて2分で納付終了。
結局、アナログ対応の方が効率が良いなんて、この国のデジタル化の道ははるかに遠く、前途は見えない。