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BookExpo2019 1日目

こんにちは。

なんとなく、毎日のリズムを作りたいので、できるだけ毎日更新しようと思っています。でも、時差ボケなので、こちらの朝に前の日のことをかいています。

昨日は、今回の渡航の目的の一つであるBook Expo America/NY Rights Fairの初日に参加してきました。

もともと六月の末のプライドパレードと関連イベントに参加したいな〜と思って今回渡航を計画していたのですが、たまたまこのエキスポが五月末にあるのを知り思い切って渡航を伸ばしました。
私は普段、企業向けの翻訳を仕事ですることがほとんどで、まだ出版翻訳には携わったことないのですが、今ぜひ日本語で紹介したい本があり、もっと出版の翻訳について広く知りたいなと思っています。
なので、正直に言ってどんなイベントかよくわからないけど、出版の見本市や翻訳権や出版権の交渉の場ということで、参加してみることにしたのでした。

Book Expo 

会場はマンハッタンにあるJavits Centerという展示会場。ビッグサイトのNY版という感じです。
とにかくまだひたすら時差ボケで眠いので、初日は、大きな会場に何があってどんな雰囲気かつかめればいいや、と思い、のんびり回りました。

同じ会場内で開催しているNY Rights Fairのパネルセッションでは、「アメリカの出版市場のたった3%しかないと言われる翻訳書の中でも、ベストセラー入りした翻訳書がいかにしてアメリカで売れたのか」という話を、イタリアの小説(子供が主人公の第二次世界大戦の頃の小説と、ムッソリーニを主人公にした小説)、韓国語のスリラー小説、スウェーデンの小説の出版を手がけた4名のエージェントがパネルで話していました。

それぞれ異なるジャンルでも、これらの本が売れた理由として4名があげていた内容には、次のような共通点がありました。

1. 元の本が素晴らしいこと

2. 翻訳が素晴らしいこと

3. プロモーションのタイミング

また、イタリアの小説はいずれも歴史が絡んでいますが、昨今の小説はノンフィクションでも、史実に基づく描写は、ファクトに基づいて描かれていることがかなり評価されるようです。ムッソリーニの小説も史実には忠実であるけど、登場する人物の感情がフィクションだと言っていました。

私がやろうとしていることは、日本市場への持ち込みなので、また状況は変わりますが、上の三つのなかで、2は私が頑張らないとですね。


そんな感じで初日は、出版を控えたサンプル本などをいただいて、撤収。

帰って夕食食べたらいつの間にか寝てました。

今日二日目は、各ブースで面白そうな本をじっくり読んだり話を聞いたりしてこようと思います。

ではでは。

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