会いたかったら会いに行きゃいいのよ
・ツーリズムEXPO2024に行ってきた。応援している鉄道系YouTuber・西園寺さんに会いに。
・すごい人の数だった……。アイドルの撮影会なんじゃないかってくらい、ブースには人が集まっていた。特にプレゼンの時間は人でぎゅうぎゅうになった。私の前後左右も人人人……な状況で、たくさんの人の影から前方にチラチラ見える西園寺さんの姿を、遠くから眺めることしかできなかった。とはいえ見られただけでもちょっと嬉くはなった。
・西園寺さんによるプレゼン終了後、人の熱気で体感温度が上がったせいか汗が出てきていた。なんか本当にアイドルみたいな人気ぶりだったな……。いや本物のアイドルは全ッッッッッッッッッッッッッッ然こんなものではないけど。てか本物はそう簡単に会いに行けない(先日ライブチケット抽選落ちた人)。
・おそらくあまりの人の多さにより、安全上の理由で午後からも予定されていたプレゼンは中止になったそうだ。自分は運良くプレゼンを見られたけど、あれだけたくさんのファンの存在を感じると、自分の中に「(私も含めたくさんの人が)押しかけた」という印象が残った。少し複雑な気持ちになってしまう。
・今一度、自分の応援スタンスについて、内省してみた。自分が西園寺さんをいわゆる「ワーキャー」的な気持ちで応援している側面が正直ないとは言い切れない。もちろんそれが全てではないが、自分の中にある「ワーキャー」みたいな気持ちについて少し申し訳なくなってしまった(その点、本職アイドルを推すというのはほぼ全てがワーキャー目的なので、かえって楽である)。
・一旦こういう思考になると、私は考えすぎるきらいがある。なので、恋人に客観的な意見を募ることにした。どう思う?と聞くと、答えが返ってきた。
・恋人「今日のことに関しては『運営の判断ミス』だよ。こんだけの人が来るって向こうが予測できてなかったんだから。そこは我々がどうこうできる範囲じゃない」
・わい「そうか……でもさ、そもそもこんなふうに人気が出ることをご本人は望んでいるんだろうか?ご本人が望んでいない応援の仕方をしてしまっているんじゃないだろうか……という不安が少し出てきてしまったよ、今日」
・恋人「その思考はこじらせると『後方彼氏面』になるよ。『迷惑かもしれないから』って理由で会いに行かず、一方で素直に会いに行く人を見て『私だけは分かってるぜ』的なスタンスで、偉そうに傍観するようになる。下手したら厄介なオタクだよね」
・わい「こうほうかれしづら」
・恋人「申し訳なく思ったところで貴方は彼に会いに行くのをやめるの?会いたいんじゃないの?会いたいのに会いに行かないんだとしたら、かなりひねくれてるよ。そうなると厄介」
・わい「」
・恋人「会いたいと思ってるのに、変なプライドや必要か分からないレベルの気遣いで会いに行かない方が変じゃん。そうそう会える人ではないし、会いたかったら会えるときに素直に会いに行けば?会いたかったら会いに行けばいいのよ」
・わい「ぐぬぬ(納得)」
・会いたかったら会いに行けばいい。AKB48の「会いたかった」を脳内再生しながら、私は改めて西園寺さんを応援しようと決めたときのことを思い出していた。
・西園寺さんの面白い企画と動画。西園寺さんが「YouTubeをやり続けていく」と腹を決めた動画。登録者が50万人を超えた時の動画。今回のアプリ開発で、何を実現したいのか。これまで努力して得た人気や知名度、そして旅行への熱量を彼がこれからどんな素敵なものへ変化させていくのか。その全てに興味がある。この人がやっていきたいことを、微力でも応援したいと思った。純粋に、この人の実現したい夢の力になりたい。そう思っていたのだ。私の「応援したい」気持ち、そこには一点の曇りもない。それを思い出した。
・それでも今日だけは、「貴方のおかげで楽しいことが増えました。ありがとう」と伝えたかったのだ。結局、伝えられなかったけど。いつか言えたらいいね。
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