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自作3畳小屋のルーツアー~極小山奥小屋暮らし~

どうも、たかしです。

今回は現在僕が生活の拠点としている、山奥の土地に一人で建てた3畳小屋のルームツアーをお送りしていきます。

なにぶん3畳小屋なので、ルームツアーと言っても一瞬で終わってしまいますが(笑)

小屋の外観・室内の様子とあわせて、小屋で日々どのように過ごしているかなどお伝えしていきたいと思います。

外観

こちらが小屋の全体像になります。

基礎は独立基礎で、2×4工法で建てました。広さは3畳とかなりコンパクトですが、切妻屋根の角度が45度あるので全高は3m近くあり、間近で見るとそれなりに迫力があります。

外装はペンキで塗装しました。本来もうちょっとシックな色味にする予定だったのですが、思った以上にペンキが鮮やかに塗れてしまい、ずいぶん明るい雰囲気になってしまいました。

自然豊かな山奥に突然現れるファンシーな小屋はなかなかのインパクトがあります。

小屋の扉も自作しています。木材でフレームを作り、断熱材を充填して、合板で挟み込んで作りました。表面には耐候性のあるリメイクシートを貼ってあります。

アクリル製の小窓は二重になっていて、断熱性向上につながってくれるといいな~、なんて思っています。

ドアノブは既製品の物で、きちんと施錠もできます。ディンプル式の鍵で無駄に高セキュリティです。

立地が丘の上で日当たりが抜群に良いのですが、その分小屋内が温まり過ぎて灼熱になってしまう(冷房無しだと36度!)ので、慰め程度ではありますがその時はよしずで日光を遮っています。

小屋には既製品の窓を一つ取り付けています。

結構な値段のする2重ガラスの窓で、こちらも断熱性向上を期待して採用しました。

小屋ではスポットクーラーを使っているため、排熱・吸気のための壁パネルが取り付けてあります。元々スポットクーラーに付属してた壁パネルでは排熱しかできなかったため、DIYで吸気もできる壁パネルを作ったのですが効果は微妙です。

また、夜になるとカーテンから漏れるぐらいの光であっても大量に虫が寄ってきて窓の隙間から侵入してきてしまうため、現在は遮光のためにアルミシートでガラス面を塞いでしまっています。

何のための窓なんだか……。

室内

こちらが3畳小屋の室内の様子になります。

僕の小屋暮らしにおける書斎であり、居間でありダイニングであり、寝室であり全てです。

普段小屋で過ごす時はデスクチェアーに座ってPC作業をしつつ、時々テレビでYOUTUBEを見たりスマホで漫画を読んだり、ご飯を食べたりお菓子を食べたりしています。

布団の上にあるテーブルは折りたたんで片付けることができるので、寝る時には邪魔にはなりません。

こちらは入り口側の様子です。

スポットクーラー、その上に除湿器、他には掃除道具やゴミ袋などが置いてあります。

山奥の夏場は湿度が物凄くて、梅雨の時期なんかは90%越えが当たり前でかなり過酷でした。

気温は低めなので暑いということはないんですが、とにかく布類がしけってカビが生えるので、スポットクーラーと除湿器フル稼働で何とか乗り切ったという感じです。

3畳小屋なのでスポットクーラーはよく効くのですが、先にも述べたように猛暑日でかつ直射日光の当たる時間帯なんかはどれだけ設定温度を下げても30度近くまで室温が上がってしまうのは大変でしたね。

3畳という狭さなので、収納を少しでも設けるために合板を渡してロフト収納にしています。

PC周辺機器や日用品、ゲーム機、ホームルーターなどがあります。

天井に渡しているビニールカーテンのようなものは、直射日光による天井からの熱を阻むため+スポットエアコンの効きを少しでも良くするために設置しています。

日中にカーテンの上に頭を出すと結構暑いため、それなりに効果はあるように思います。

電気はすぐ隣にある空き家から、延長ケーブルを使って引っ張ってきています。

本来であればちゃんとした電気工事をしたかったのですが、そのための電気工事士2種の試験に実技で落ちてしまい、やむを得ずこのような形式をとっています。

キャブタイヤケーブルと言う柔軟性のあるケーブルなので大丈夫だとは思いますが……来年はなんとしても資格を取って電気工事をしたいものです。


以上が現在僕が山奥で拠点としている3畳小屋の全貌です。

たった2000文字に満たない言葉で説明できてしまうほどの極小の空間が、今の僕の生活の拠り所です。

あまりに狭く、小さく、不便も多い生活ですが、僕は案外今の生活が気に入っています。やっぱり自分で作った小屋だからでしょうか。

自分の過ごす空間を自分で作り出していく。それが小屋暮らしの醍醐味でもあるのかなと。

今後小屋暮らしを進めて行く中で長年放置されていた山奥の土地をどんどん切り開いていき、自分だけの空間をもっと広げていきたいところです。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事も見ていただけたら嬉しいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。




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