たかし@小屋暮らし

土地付きの山奥空き家を購入し、その土地で小屋暮らしをしているおっさんです。 ブログ、YOUTUBEやってます。 ブログURL:https://isikawa334.com/

たかし@小屋暮らし

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マガジン

  • 弱者男性はどこへ往く~救われざる弱者闘争の敗者の在りか~

    弱者男性はなぜ生まれたのか。この先どうなっていくのか、どうするべきなのか。弱者男性として社会から離脱し、山奥で一人3畳小屋を作って何とか生き延びている私たかしが、自分なりに考察した内容をまとめています。 どうか弱者男性に幸あらんことを―――

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自己紹介 | はじめてのnote

どうも、たかしと申します。 山奥の小さな集落で小屋暮らしをしています。 小屋暮らしをしようと思ったのは、もう2年以上前の2022年7月、うつ病になって仕事を休職したのがきっかけでした。 それまで僕は学校教員として7年間務めていましたが、まとまらない学級運営、落ち着かない子供達、要求の多い保護者などに疲れ果ててしまいました。 まあ、よくある話です。 幸い独り身で、仕事を辞めてしまえば僕を縛るものは何もないということで、かねてからYOUTUBEで見かけて(吉田克也さんとか

    • 「弱者男性になるな」「弱者男性になったら人生終わり」という社会の圧が京王線ジョーカーを産む

      ――京王ジョーカー事件の服部受刑者は、「弱者男性のヒーロー」だったのか? 僕はこの問いに「NO」と反論を突きつけたい。 先日FNNプライムオンラインの企画「しらべてみたら」で、3年前2021年の10月31日ハロウィーンの日に起きた「京王線”ジョーカー事件”」を振り返る特集動画が公開されていた。 特集の中で服部受刑者の「犯行の動機」が取り上げられており、そこでは 職場でのトラブル 9年交際した女性との別れと喪失 の2つがあったとされていた。 僕は「服部受刑者が弱者

      • 「ようやく男性差別も炎上するようになった」という言葉への違和感

        近年「男性差別だ!」として炎上する案件がぽつぽつと出始めるようになった。 僕も記事に取り上げた「牛角女性半額」の件や、しまむらの展開する子ども服専門店「バースデイ」の「パパをけなすようなデザイン」に対する炎上などがそうである。 各事例における詳細は本記事に置いて重要では無いため省略するが、このような「男性差別と捉えられての炎上案件」に関わる記事や動画等のコメント欄では、しばしばこのような発言が見受けられる。 「ようやく男性差別も炎上するようになったか」 僕はこのような

        • 「性的同意」とかいう、「現代社会において男性は不利な立場」であることが明白な事例

          今、「性的同意記録サービス」などというアプリが開発され、1万ダウンロードを突破しているらしい。 わが愛するネットTV「ABEMA prime」←ちゅっちゅ♥ の特集で「性的同意の取り方」について先日その問題が取り上げられていた。 「性的同意」とは何か。「ABEMA prime」内の定義によると ということらしいが、なぜこのようなことが今問題になっているのか? 法改正によって極端に重用されてしまった「自由意志」の弊害なぜ「性的同意」がここまで取り沙汰され、そのためのアプ

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        • 弱者男性はどこへ往く~救われざる弱者闘争の敗者の在りか~
          8本

        記事

          「独身税」の導入で自分の中の子育て世帯へのリスペクトが無くなってしまいそうで怖い

          2026年からとうとう日本で「独身税」が導入されると最近話題になっている。 その実態は何かというと、少子化対策として、子育て世代支援のための財源にするために、これまでの「医療保険料」に織り込む形で「子ども・子育て支援金」を徴収するというものだ。 これがなぜ「独身税」という言われ方をされているのかと言うと、「強制的に徴収される=税金と同じ」ということと「使途が子育て世代への支援に限定される=独身者は徴収されるだけで恩恵を受けられない=実質独身者を対象とした課税である」という

          「独身税」の導入で自分の中の子育て世帯へのリスペクトが無くなってしまいそうで怖い

          猫を飼う。それだけで弱者男性は幸せになれるのかもしれない

          僕が大好きなYOUTUBERに「ただフリ」さんと言う方がいる。 「ただフリの日常~人生ドキュメンタリー」というチャンネル名で、4年も前からひたすら等身大の自身の生活をドキュメンタリー方式で投稿してらっしゃるYOUTUBERさんだ。 4年間の歳月で紆余曲折あったものの、現在ご自身のことを「非正規、40歳、恋愛経験なし独身の底辺と呼ばれる男」と自称し、呼称として本人が用いたことは無いにせよ「弱者男性」と言える要素を多く持っている方だと僕は考えている。 僕自身も恋愛経験ゼロ独

          猫を飼う。それだけで弱者男性は幸せになれるのかもしれない

          あゝいふ弱者男性に、わたしはなりたい

          僕はガストに良く行く。非常に頻繁に、週に2~3回はガストに行く。 小屋暮らしをしているくせに、ガストに行く。街に行く用事があるのだと、何かと理由をつけてはガストにやって来る。 ガストは良い。ドリンクバーがある。オムライスもある。ポテトもある。 最近値上げが顕著だが、それでもガストのご飯は美味しいので、ついつい足を運んでしまう。 しかし一つだけ、ある物が目に入ると僕は無性に悲しくなる。 それは「この席はお二人様以上でご利用ください」の立て札だ。 ここ1~2年ぐらいで

          あゝいふ弱者男性に、わたしはなりたい

          偽「心は女性、体は男性」の人の見分け方

          2023年6月23日にLGBT理解増進法が施工されたことからも明らかなように、昨今の日本・延いては世界において「性的指向・ジェンダーアイデンティティ」による不当な扱い・差別は許されないという風潮はいよいよ高まり、LGBTの人々が持つ権利の保護・拡充が進んでいる。 これまで不当に虐げられていた人々が、その人本来持つべき尊厳を取り戻し、人権を持つ一人の人間として、人間らしい生活を送れるようになることは非常に喜ばしいことで、そのような社会が一日でも早く完全な形で訪れることを僕は願

          偽「心は女性、体は男性」の人の見分け方

          弱者男性は「人権下社会」及び「そこから成る価値観・思考」からの脱却こそ図るべきである シリーズ「弱者男性はどこへ往く」最終章 

          人権による恩恵を唯一受けることができず、現代社会において置いてけぼりにされるが如く冷遇されるに至った存在。それが弱者男性であることはもはや自明の理であった。 弱者男性は救われない。 僕はこのシリーズを通して、判然たるこの事実を繰り返し繰り返し証明してきた。 第一章では、現に社会的に理不尽な冷遇を受ける弱者男性の実例を示した。 第二章では、歴史的観点から弱者男性の発生を捉え、農耕時代から続く伝統的な身分社会の崩壊→近代的人権の発明による弱者闘争こそが弱者男性の生みの親で

          弱者男性は「人権下社会」及び「そこから成る価値観・思考」からの脱却こそ図るべきである シリーズ「弱者男性はどこへ往く」最終章 

          そっちが「選択的シングルマザー」ならこっちは「選択的小屋暮らし弱男」だっつう話

          なんつうか、もう本当に世の中にとって弱者男性って用無しになっちゃったんだなって。 「選択的シングルマザー」ですってよ。 わが愛するnetTV:ABEMAprimeの特集で見ましたよ。 妊娠前から計画的にシングルマザーになることを選択し、未婚で出産した女性のこと→シングルマザー これってさぁ……要するに「何らかの要因で”男性と結婚するのが嫌or不可能”だけど子供が欲しい女性」が「選択的シングルマザー」になるってことだと思うんだども。 シンプルにズルくない? 「選択的

          そっちが「選択的シングルマザー」ならこっちは「選択的小屋暮らし弱男」だっつう話

          とはいえ人権からは逃れられず、「強者男性」へと至る道もまた弱者男性を幸せになどしない。 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第7章

          じんけんからは にげられない! 人権によって逆説的に生み出された存在である弱者男性。彼らが幸せを手にするためにはどうしたらいいのか? かつて虚構として生み出された物が人権で、そのせいで弱者男性が生まれたとするならば、人権自体を再び無に帰すか・もしくは全く無いものとして無視するのはどうか? だがそれは非常に難しい。 なぜならば、我々が住む日本という国自体がその構造の中に人権を組み込んでシステム化している以上、その中で生きる者に対しての人権の干渉は避けることができない。

          とはいえ人権からは逃れられず、「強者男性」へと至る道もまた弱者男性を幸せになどしない。 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第7章

          マッチングアプリが現代における奴隷市場にしか見えなくて思ったより無理だった

          マッチングアプリをダウンロードし、登録してみた。 僕の大好きなネット番組「ABEMA prime」←ちゅっちゅ♥ のとある特集記事によると、なんと現在結婚しているカップルの出会いのきっかけランキング1位がマッチングアプリによる出会いということではないか。 結婚するに至った相手との出会いの経緯に限定してもマッチングアプリがトップに来るということは、最終的な相手はそうでなくともマッチングアプリでの出会いを一回は経験して、そこから別の出会い方をして結婚に至っている人の潜在数も絶

          マッチングアプリが現代における奴隷市場にしか見えなくて思ったより無理だった

          理屈的に穴だらけな「親ガチャ」という言葉が流行る理由

          「親ガチャ」という言葉が不快だ。 僕は彼女いない歴=年齢の童貞30代で当然子どももおらず、今後も親の立場になどなれそうもない。 僕自身は中流もしくはそれ以上ぐらいの家庭に生まれ、3人兄弟で贅沢ができるわけでもないがそこまで家庭面での不足感があった訳でも無く、かといって家庭円満かというとどこの家庭でもありふれているだろうと思える程度には不和のある環境で育ち、「親」に対する認識・価値観としては良くも悪くも中立だと思っている(「親」に対して自己を「中立」としている時点でそれはも

          理屈的に穴だらけな「親ガチャ」という言葉が流行る理由

          戸塚校長を見ていたら、教員を辞めようと思った瞬間がフラッシュバックした

          先日、久々にABEMA primeに出演した戸塚ヨットスクール校長:戸塚宏氏の動画が公開されていたので、1時間以上にもわたるアベプラにしてはかなり長尺の動画だったのだが、最初から最後まで丸ごと視聴した。 動画の内容は……まあ相変わらずのアベプラ×戸塚校長と言った感じのまとまらない議論でいたずらに時間が過ぎていく物だった。 これまで戸塚校長は僕の知る限り、今度の動画含め4度アベプラに出演しているのだがそのどれもが似たり寄ったりの感じで 戸塚氏「体罰は善、リベラルは悪。教育

          戸塚校長を見ていたら、教員を辞めようと思った瞬間がフラッシュバックした

          秋が来た喜びもひとしおな小屋暮らし

          とある朝、小屋から出ると急に肌寒くなっていてびっくりしました。 2024年夏。過去一番と言っていいんじゃないかぐらいの猛暑が続き。9月半ばになっても未だに猛暑日が観測されるほどの厳しい残暑が続く中、急に半袖では寒いぐらいの寒気が山奥小屋暮らしに訪れました。頭がおかしくなりそうでした。 これまで日中は小屋に取り付けたスポットクーラーを使いつつ部屋を閉め切るのが当たり前だった中で、思わず窓を開けて2か月以上ぶりの外気を取り入れてしまうほどには衝撃的な涼しさでした。 ドアも半

          秋が来た喜びもひとしおな小屋暮らし

          「人権社会が弱者男性を救うことなど不可能すぎて草」なことがよく分かる3つの思考実験 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第6章

          人権社会において、弱者男性がそれ単独で這い上がろうともがく行為は、ごく稀に強者男性へと成りあがることができた者を除いて社会への復讐となって現れると前回の記事で書いていった。 では、弱者男性ただ一人にその重圧を背負わせるのではなく、これまで人権が行ってきたように弱者男性に恩恵を与えて救い上げようとするとなると、一体どのような方法が考えられるだろうか。 残念なことに、いくつかのパターンで思考実験をしていった結果、弱者男性への恩恵措置による救済の方法は、そのどれもが奇天烈なもの

          「人権社会が弱者男性を救うことなど不可能すぎて草」なことがよく分かる3つの思考実験 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第6章