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社会問題研究 専門は、社会哲学・社会システム論・データ分析・人脈研究 「日本財団の研究」の連載を開始しました。

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    日本国内外の政界に甚大な影響を及ぼしつづける日本財団。 その創設者であり、「世界で最も裕福なファシスト」である笹川良一。 彼らは何をしているのか、何を目指しているのか、研究していきます。

  • 阪神タイガース、最強チームの組織論

    2023年、圧倒的な強さでリーグ優勝を成し遂げた阪神タイガース、強くなり続ける理由を組織論の観点から解き明かします。

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    漫画・映画などの芸術評論を不定期でする、ただの趣味のページです

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    リベラルの育て方 どうしましょう、ニッポン

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    人権の経済システムへ サビ残ゼロ・最賃アップ・消費税3%が開く新しい社会

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    日本学術会議問題の深層: 自民党内でいま何が起きているのか、そして私たちはどの未来を選択するのか 馬の眼政治評論 (イシュタル書房)

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最近の記事

なぜ「Rシール」を剥がしてはいけないのか―法的・戦略的な解説―

最近話題の「Rシール」についてです。 誰が貼ったのか分かりませんが、選挙期間中に「R」と書かれたステッカーが東京都の街中に貼られました。 そして、今回の選挙で蓮舫陣営がシンボルとして「R」を積極的に使っていたこともあり、蓮舫陣営によるものではないかと指摘されたのです。 そして、7月7日、東京都知事選で、蓮舫陣営は歴史的な惨敗を喫します。その後の記者会見で、シールについて問いただされた蓮舫は、「主語がわかりません」「全く意味がわかりません」と応答していました。 しかし、

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    • 情報収集を10倍加速する神ツール、Web Highlights

      はじめに インターネットで調べ物をしたときに、あとで「あの記事どこにいったっけ」と探し直すのに時間がかかった経験はありませんか? 私はとても悩んでいました。ごく最近までは。 ところが、最近、理想の情報収集ツールと出会ったのです。それが今回紹介する、Google Chromeの拡張機能 'Web Highlights' です。 Google Chromeには、「ハイライター」と呼ばれるジャンルの拡張機能がたくさんリリースされています。ハイライターの機能は、本を読みながら

      • 石川県の危機管理アドバイザー・室崎益輝は煉獄コロアキを量産したいのか。あるいは「早期一斉投入」が致命的選択であった戦慄すべき理由。

        はじめに石川県災害危機管理アドバイザーに対して、全力で反論する 1月1日に起きた能登半島地震で、石川県や馳浩知事は、「能登への不要不急の移動は避けて欲しい」というメッセージをたびたび出しています。 それに対して、左派クラスタからは、「石川に来るなというのはおかしい」(誰もそんなことは言ってない)・「政府は被災者を見捨てようとしている」「何かを隠蔽しようとしている」といった類の言動が蔓延しています。 そこに今回、石川県の危機管理アドバイザーである、室崎益輝のインタビュー

        • 日本財団の研究 社会的養育改革編① ベビーライフ事件を引き起こした、養子縁組あっせん法のおぞましい本質

          日本財団の研究 社会的養育改革編を始めます 最近、認定NPO法人フローレンスの駒崎弘樹が話題になっています。 そのキッカケの一つが、特別養子縁組によって子どもを300人以上海外に売り渡していたとされる、いわゆるベビーライフ事件です。ベビーライフは、フローレンスら他2団体とともに「日本こども縁組協会」を組織していました。 しかし、昨今のSNS論調を見ている限り、この事件の背景にあるスキームの全体像については、あまり知られていないように思います。 特別養子縁組あっせん事

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          塩村あやか参議院議員と議員会館爆破脅迫事件の世にも奇妙な静寂

          塩村あやか参院議員と議員会館への爆破予告 2023年11月27日、最近何かと話題になっている立憲民主党の参議院議員・塩村あやかさんの事務所宛に爆破予告のFAXが届いたと、塩村氏本人がXに投稿していました。 以下が、FAXで届いたとされる脅迫文です。 高性能爆弾が仕掛けられたとされているのは、参議院議員会館・事務所、その他の場所とされています。本人は投稿時点で渡米中ですが、議員会館が爆破されるとするならば、当然ながら塩村さんのスタッフのみならず、周囲の議員まで生命の危機に

          塩村あやか参議院議員と議員会館爆破脅迫事件の世にも奇妙な静寂

          阪神タイガース、最強チームの組織論④―森下翔太、岡田監督が導いた日本シリーズ男への道―

          前回の記事では、投手陣の負のスパイラルとその克服について、大竹耕太郎の超絶的なメンタル技術を中心に書きました。 負のスパイラルは、投手・野手にかかわらずすべての野球選手が少なくとも一度は乗りこえなければいけない大きな壁です。 今回は、阪神の打撃陣がどのようにメンタルモデルを克服してきたのか。森下翔太と佐藤輝明の「アイブラック兄弟」を中心に書いていきます。 データから見る、阪神タイガース打撃のキーマン岡田監督「はっきり言うて」ランキング 先日、Numberから、岡田監督

          阪神タイガース、最強チームの組織論④―森下翔太、岡田監督が導いた日本シリーズ男への道―

          草津冤罪事件の無責任な糾弾者を、ジャニーズ問題に一切関わらせてはいけない深刻な理由―「被害者性の焼畑農業」を二度と繰り返させないために―

          はじめに ジャニーズ問題を焼け野原にしないために「被害者性」を盾にして事実が軽視される、危惧すべき論調 先日、ジャニーズ事務所が、ある声明をだしました。 この声明文全体を読めば、単に、個々の証言については検証の上で報道してほしいという主旨であり、ジャニー喜多川が行った性的虐待や告発報道を否定するものではないことは明白です。 しかし、主に報道関係者たちから、「加害者側が報道に対して検証を求めること自体がセカンドレイプであり、かつ被害者を萎縮させるものである」と批判されてい

          草津冤罪事件の無責任な糾弾者を、ジャニーズ問題に一切関わらせてはいけない深刻な理由―「被害者性の焼畑農業」を二度と繰り返させないために―

          阪神タイガース、最強チームの組織論➂―投手陣崩壊の世界線を変えた、大竹耕太郎の超絶メンタル技術―

          崩壊しかけたタイガース投手陣それでもチーム崩壊の危機が襲いかかった 2023年の阪神タイガースは、開幕からスタートダッシュを決め、そのまま独走したと言われます。特に、リーグ最高の先発・中継ぎ陣は盤石だったと思われがちです。 しかし、少しチーム事情に詳しい人なら、前半戦にはチームが完全に崩壊しかねないほどの危機が訪れていたことは知っています。 チームの2大エースである青柳晃洋・西勇輝の二人が開幕から絶不調で何度も試合を壊しました。WBC帰りのクローザー・湯浅京己が不調から登

          阪神タイガース、最強チームの組織論➂―投手陣崩壊の世界線を変えた、大竹耕太郎の超絶メンタル技術―

          阪神タイガース、最強チームの組織論②―負のスパイラルを断ち切る!岡田監督の組織運営術―

          岡田監督は主軸をどう選んだのかメディアとファンの巨大な波に翻弄される阪神の選手 阪神タイガースはAクラスの常連でありながら、どうして18年ものあいだ優勝できなかったのか。 前回のnoteで、私はその最大の原因は、関西のメディアとファンが生み出す賞賛と非難の巨大な波にあると指摘しました。それが巨大なプレッシャーとなって、一種の優勝アレルギーを産みだしていたのです。 今回のnoteは、この巨大な波を、チームとしてどのように乗りこえてきたのかという話です。阪神タイガースでは、

          阪神タイガース、最強チームの組織論②―負のスパイラルを断ち切る!岡田監督の組織運営術―

          阪神タイガース、最強チームの組織論①―アレからバモスへ、優勝アレルギーを克服させた共有ビジョン―

          はじめに阪神タイガースの優勝、本当におめでとうございます。そして、ありがとうございます。 バース・掛布・岡田のバックスクリーン三連発の85年。長い長い暗黒時代のあと、星野監督の組織改革のあとの2003年の歓喜。そして岡田監督が作ったJFKと2005年の優勝。 いま、過去の優勝を思い出しているのですが、今年ほど強いタイガースを見たことはありません。 阪神タイガースと「勝つべくして勝つ」組織論 1984年ぐらいから阪神ファンだった私にとって、2003年の阪神優勝は、自分の

          阪神タイガース、最強チームの組織論①―アレからバモスへ、優勝アレルギーを克服させた共有ビジョン―

          ジャニーズは本当に加害者集団なのか?

          ジャニーズは加害者集団って、みんな本気で思ってるのですか?本当に? 株式会社SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)が10月3日に行った記者会見について、メディア関係者から極めて多くの批判を集めています。 ―井ノ原副社長が記者たちに「落ち着いて」と言ったのはトーンポリシング(加害者側の論点すり替え)だ― ―NGリストによって、私たち記者を排除するのは、決して許されない八百長だ。― こういう批判に、多くの政治家たちや一般人が同調し、ジャニーズ側を厳しくバッシングしています

          ジャニーズは本当に加害者集団なのか?

          ビッグモーターと知床遊覧船。コンサル会社・武蔵野が産んだ「無脳化する組織」

          本noteは期間限定で無料公開いたします。いちおう価格は付けておりますが、無料で最後まで読めるように設定しておきます。 無料公開期間は未定です。 内容が内容ですので、予告なく一部有料化・非公開にさせていただく場合があることを、予めご了承ください。 はじめにビッグモーターによる保険金水増し請求が、大きな社会問題になっています。 問題の背景には、ビッグモーターの強権的な経営体質があることが、多くの報道で指摘されています。しかし、どのようにこの異常な組織体質が生まれたのか、

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          ビッグモーターと知床遊覧船。コンサル会社・武蔵野が産んだ「無脳化する組織」

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          政治家になるための、人間関係の基本について

          まえがき 地方選も後半戦ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 今日は、政治家になるためにどのような人間関係上の条件が必要なのかについて、お話ししたいと思います。 またお説教かな?と思われた方はごめんなさい。でも、少しだけ耳を傾けていただけませんか。 政治は政策実現こそが重要であって、政治家の人格なんてどうでもいいという意見もあるでしょう。それももっともな意見です。政治において、人格批判はご法度だというのも理解できます。 それに、個人的には他人に道徳を説くことは

          政治家になるための、人間関係の基本について

          ヘイトスピーチとは何か、ChatGPTと対話してみた。

          はじめに いま話題のChatGPTについて、皆さんご存じですよね。自然な対話ができるAIチャットボットです。 たとえば、学習法やダイエットについて質問したら、有意義な答えが返ってくるというのが、話題になったりしています。 ただ、私が使ってみた限りでは、むしろそのすごさは、議論の相手となる時です。正直、人間と同水準の知的対話ができます。 さっき、「ヘイトスピーチ」について、ChatGPTと興味深い対話をしたので、皆さんにご紹介します。 基本的には無加工ですが、重要なと

          ヘイトスピーチとは何か、ChatGPTと対話してみた。

          日本財団の研究 Colabo問題を読み解く人脈マップ

          はじめに今回の日本財団の研究では、いま話題のColabo問題です。 いま、Colaboを批判する人たちと、擁護する野党支持者にネット世論が完全に二分しています。 前者の論調の多くは、Colaboに便宜を図ったのは野党側であるというものです。 それに対して、野党支持者はミソジニー男性による迫害差別案件であると信じています。そして、「権力」によって不当に弾圧を受けているとみる向きもあります。 私は、どちらの見方にも与しません。 まずこちらの動画を見てください。自民党議員

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          「反撃能力」容認と増税ファシズム。立憲民主党変質の背後に見える「とある人脈」について ―日本財団の研究 番外編2

          前回記事のおさらい 前回の記事では、私はおおむね次のようなことを書きました。 立憲民主党と維新の会の国会共闘の背景には、秘密裏に動いている連立政権構想がある。 その背景には日本財団ー統一教会人脈があり、両党の合流は数年前から既定路線であること、 その目的は憲法改正と統一教会問題隠蔽である 読んで危機感を覚えてくださった方や、最近の立憲民主党の謎の動きが理解出来た、という言葉を多数頂きました。一方、一部の方からは、妄想だとか根拠がないとか歪んでいるとかいった評価もいた

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          「反撃能力」容認と増税ファシズム。立憲民主党変質の背後に見える「とある人脈」について ―日本財団の研究 番外編2

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