配当 vs 自己株式取得

上場企業は最終的には総利回りを高めることで株価を裏付ける。その手法は企業の どのような論理に基づくのか?

配当

メリット

・流通株式比率を減らさない
・配当利回りを上げられる
    スクリーニングに有利

デメリット

・株主管理コスト
・タイミングの柔軟性が低い
・税制が不利
    源泉徴収
    NISAの場合でも枠から一度はみ出る

自社株買い

メリット 

・株主管理コストが恒久的に減る
・マーケット一元的 かつ 適宜 実行できる
・税制が有利
    先延ばし
    キャピタルゲイン≦インカムゲイン

デメリット

流通株式比率の低下
    ボラが上がりディスカウントになる
    浮動株インデックスに売られる
    上場基準に抵触する場合がある
・スクリーニングされづらい
・押し上げ効果が不明瞭

併せて特定株放出をする事も考えられる

特定株放出&自社株買い

メリット

・特定株主と条件を調整できる
・流通株式比率を維持できる

デメリット

・効果が限定的
・議決権の拡散が起きる

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