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#178 数字を巧みに使えば、凄さを5割増しにできる!【一笑門 マガジン】

どうも!海先輩です!

このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「海先輩の一笑門RADIO」の内容を発信しております。

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「1秒につき吉野家の牛丼1杯分」

最近のビッグニュースといえば、アメリカの大リーグ・エンゼルスからフリーエージェントとなっている大谷翔平選手が、ドジャースへの移籍が決まったことですよね。

このニュースで話題になったのが、その契約金。

なんと10年で総額7億ドル、日本円に換算すると約1014億円ですよ!

もはや想像できない額ですよね。

おはようございます。海先輩です。

今日、数字を巧みに使えば、凄さを5割増しにできる!というお話です。

冒頭の大谷選手のニュースがまさにそうなのですが、10年で1014億円のお金をもらうって、世間一般の人からしたら全く想像できないですよね。

各メディアがこのニュースを取り上げていましたが、この額を一般の人でも身近に感じやすくするための工夫が見られました。

特に話題になったのが、「1秒につき吉野家の牛丼1杯分」という表現。

10年で1014億円なので、

年俸→101億4000万円
月給→2778万円
時給→115万円
分給→1万9100円
秒給→319円

となり、たった1秒で牛丼1杯分の価値があることを表しています。

大きな数字を細かくすることで、イメージしやすくしているんですね。

これはビジネスの現場でも応用できるテクニックで、例えば1本10万円の高品質なインターネット回線を企業に提案したいとき、「1本10万円です!」というと、お客様は高く感じてしまいます。

ここから少し工夫して、「御社の従業員数は100名とのことなので、1人あたりたった1000円で、高速低遅延なインターネットをご利用頂けます!」と提案すると、お客様もより一人ひとりの従業員が利用するイメージを持ちやすくなるんですね。

コンビニやCMなどで栄養ドリンクを見ると、「タウリン1000mg配合!」と謳っている商品がありますよね。

これもよくよく考えると「1000mg=1g」ですが、"1000mg"とした方がなんとなくたくさん入っていて良さそうに感じますよね。

家電量販店で冷蔵庫を買いたいと思ったとき、「税込100,800円」よりも「税込99,800円」の方が、実際は1,000円しか変わらないのにだいぶ安く感じませんか?

これも桁を跨ぐことで、その差を大きく見せているわけです。

よくプレゼンテーションをするときにも数字を入れることで分かりやすくなると言われていますが、数字を無加工で使うのはもったいないです。

どうせ取り入れるのであれば、聞き手にどう感じて欲しいかを考えた上で、数字を巧みに使いこなして凄さをアピールしてみてください!

ちなみに余談ですが、東京スカイツリーの総工事費用は650億円、大阪あべのハルカスは760億円なので、大谷選手ひとりで建設できちゃう計算になります。

生きてるスケールが違いますね・・・

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