【10分師匠】「公私混同が組織を強くする」〜平尾誠二〜
どうも、伊志嶺海です。
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さて、今回の師匠は平尾誠二さん。
平尾さんは元ラグビー選手で、神戸製鋼ラグビー部のゼネラルマネージャーもお務めになられた、「ミスター・ラグビー」の愛称で呼ばれていた方です。
平尾さんのお話を読んでの感想は、自分事化は組織の成果をあげる重要な意識だと思いました。人間は何かに取り組むとき、それが「自分のため」であることが何よりエネルギッシュになれると思うんですよね。
「自分事化」というと、やや綺麗事に聞こえてしまう気持ちも分からなくはないのですが、組織のパフォーマンスをあげるということにフォーカスした際、科学的にも自分事化は効果的だと私は考えております。
平尾さんの結論としては、良いチームには一人ひとりの「自発性」が大事だということです。指示待ち人間や、指示された通りに動くだけではなく、各々のメンバーがその状況に応じて何をすべきか考え出すチームが、良いパフォーマンスを発揮すると。この考えに合わせると、決め事やルールが多すぎるチームは、本当はあまり良いチームとは言えないそうです。
これを踏まえ、チームメンバーの自発性を高めるために平尾さんがラグビー部のゼネラルマネージャーとして実践されていたことを、ご紹介致します。
●チームワークを高めるために、逆に「自分のためにやりなさい」と伝える
●「公私混同は大いにやりなさい」と伝える
どちらも、根本には自発性を高めるという目的があります。
公私混同に関しては、一般的な意味というよりは先述の通り自分事化をするという意味になります。
ラグビーでも良いチームだなと感じるチームは、試合に出ている一軍の選手はもちろん、控えの選手たちも非常に意識が高いそうです。そのようなチームの控えの選手は、「今自分に何ができるか」を一所懸命考えているそうですよ。
組織にはだいたい、上司と部下や、監督とメンバーなどの立場上の上下関係があると思います。なので、指示や命令はつきものだと思いますが、そういった中で、命令では高められない「自発性」を育んでいくことは容易いものではありませんよね。
これは、チームの雰囲気やカルチャーも含め向上していくものだと思うので、まずは日々「自分事化」を意識してみると良さそうです。
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