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寒いです……(連日氷点下)/改修中の江戸東京博物館の巡回展のコレクションを見に行った(町田国際版画美術館もよいよ)/翻訳ラストスパート

 こんにちは、石塚ともです。2025年現在の自己紹介を書きましたので、初めて見てくださった方はこちらもどうぞ。

 現在パリ近郊のアパートにいますが、めちゃめちゃ寒いです…。
 先週からずっと最低気温氷点下が続いており、最高気温も2度~4度ぐらい。札幌よりちょっと暖かいぐらいだと思います。そして、北海道や、外のアパート(とくに集中暖房のあるアパート)は室内が暖かいですが、拙宅の気温は高くないのです。18度~19度ぐらい。30年以上前に母方の祖母が義理の息子(つまり父)に編んだかぎ針編みのちゃんちゃんこをきて、ひざ掛けで下半身をしっかり巻いて、足元に「なんでそんなの買ったの」と友人に笑われた電気フットウォーマーをセットして、簡易こたつみたいな状態にして椅子に座って仕事をしています。でも室内気温19度でも毎日の電力消費が恐ろしいぐらいがいっている…。(150ユーロぐらいいきそう)

  いろいろやりたいことを始めては、やり終わらないことがたまっている人生です。作業時間の見積もりが甘いのと、始めると想定外の事件(邪魔、妨害)が起きて処理に追われるのの両方です。ただ最近は邪魔、妨害の方はかなりなくなりましたので、あとは手をつけてしまった計画を完了させるのみで、毎日進めています。今週はずっと、翻訳作業をしています。あと2週間で終わらせないと来月にはまた別の用件(確定申告とか)が入ってきて集中できる時間がとられてしまうので、来週までは最優先です。

 なので、昨日も本当はあまり出かけたくなかったのですが、フランスで日本関連の催しに誘われたら行くことにしているので、行ってきました。遠く離れて再評価できることの大きさって、想像を上回り、行くと後悔しないからです。基本的に美術鑑賞は大好きです。
 昨日は、現在改装閉館中の、江戸東京博物館(両国)のコレクションがパリで巡回展覧中なので、それを見に行きました。今回も、たくさんの版画が展示されていましたが、一枚一枚今回も本当にびっくりするものばかりです。消えてしまった風景(埋められてしまった堀や、高速道路の下になってしまった川、橋)や、「こういうものが絵になるのか」と驚く題材(戦前のとしまえんプール、王子製紙の煙を吐く煙突)…。改修終了後はまた東京で見られるようになると思いますので、たいへんオススメです。
リンク(日本語)

一部インスタに写真をアップしました。

 会場のパリ日本文化会館は、ジャック・シラク政権のときにプロジェクトが始まった日仏官民共同運営で建物もすごく立派、コンテンツも毎回大変興味深い施設なのですが、今まで見た中ですごく良かったのは、『子どもと文明開化』というタイトルの、町田市国際版画美術館のコレクションです……とかさらっと書いてますが、そのときまで町田市にこんな美術館があることも、そのコレクションの素晴らしさも全然知らなくて、めちゃめちゃ感銘を受けました。これも、現在は町田に戻って、見られると思います。ご興味があったらぜひ行ってみてください。



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