クレクレ君から卒業!ギバーになって成功を手に入れよう|ギバーとテイカーの見分けには鍛錬が必要
おすすめ書籍からGive&Takeという本を読んだ。
よくクレクレ君はだめ。だとか、ギバーの方が良いと巷はよく聞く
本当のところを確かめたく本書を手に取った
本当のギバーは世の中の30%もいないくらい
ギバーこそ、世の中成功が最も有益な人みたいな風潮がある。本書を読むとまさにその通りとわかったが、そうそう単純ではない。
ギバーは文字通り与える人である。自分がもらうより与える人をギバーという。ギバーは自分が受け取るよりも与えることを好む。あ~、確かにそんなお裾分けをもらえる人をよく知っている。(あっ、自分はテイカー?w)
相対するのがテイカーだ。テイカーはギバーの反対である。とにかく自分の利益になることだったらどんどん撮る。無料大歓迎。もらうもらう。教えも貰う、でもお礼は無く、あっても感謝の心は微塵もない。世間は彼らをクレクレ君といって忌み嫌ったりすることがある。
本書では、もう1分類ある。
それが、マッチャーである。マッチャーは与えるものと得るものをトントンにしたがる。バランスを大事にする人は世の中に多くいる。
この存在は世の中にテイカー、マッチャー、ギバーは3対4対3と言われている。
ギバーに似たテイカーもいる。逆も真なり。
テイカーはクレクレくんだけど、ギバーに似たテイカーもいるから要注意だ。
例えば、自分に利益がもたらされるとわかると、めちゃくちゃギブする人がいる。実はこれは自分の利益を最優先にしているのでテイカーである。
テイカーも人にやさしくして自慢する人がいる。一見ギバーであるがテイカーである。自己利益を最大の関心ごとにする人はテイカーである。
ギバーには2種類いる(自己犠牲と他者思考)
本の核心はここかもしれない。ギバーは与える人だが、2種類いる。
1つは自己犠牲型のギバーである。序列をギバー・マッチャー・テイカーとすると、自己犠牲のギバーは最底辺に位置する。
つまり、テイカーよりも可愛そうな人たちだ。言うなればボトムギバーは、人の行動に共感しそれを自分の利益なしに助けようとする。
自分は消耗し、相手が潤うのである。いつか限界がくるし、これはテイカーのかっこうの餌食である。
もう一つが他者思考のギバーである。
自己犠牲と違うのは、他者思考ギバーは相手のうれしいことを考え自分の利益(消耗しないこと)を考える。
自分の利益と相手の利益の最大化を図るひとたちである。
相手がテイカーだろうが、マッチャーだろうが関係ない。むしろその気質を見抜いたうえで、何がその人にとって嬉しいかを考えるのである。
彼らはアッパーギバーと言うべきで、世の中の成功者であるギバーは彼らのことであり、ほんのひとにぎりしかいない。
本書を読んで実践すること
読んだ感想は、アッパーギバーになるべく行動したい。
相手の嬉しいことを考え自分に得になるWin-Winをめざしたい。
たとえばとっても貧乏でお金もちになりたいと思う人がいる。自分のお金を差し出すのが自己犠牲のギバー、ビジネスを起こして、相手も自分もお金持ちになるのが他者思考のギバーである。
他者思考ギバーをめざしたい。