本屋さんごめんなさい
「校正を目指すものは最低でも『国語辞典』と『漢和辞典』は所持するべし!」
とテキストに書いてあったので、おいおいそれぐらいは持ってますよと辞典をまとめてある棚を見てみると、
国語辞典→すっごい古いやつ
日本史辞典→大学の時買ったやつ
ポケット六法→同上
独和辞典→同上
古語辞典→同上
英和辞典→すっごい古いやつ
以上。
以上!?
あれ『漢和辞典』は?
確かすっごい古いやつがあったはず。
その後、家探しするも見つかりませんでした。
きっと「国語辞典あればいらんだろう」と捨ててしまったのでしょう。
インターネットで調べてしまうことが常態化してましたし。
いい機会だから新しい『漢和辞典』を買う事を決意し、インターネットでさっそく検索です。
ざっと調べたところ、ほとんどのサイトで一番になっているものがあったので内容をチェック。
ふむふむ、結構良さそう。
価格は?
3000円。
まあ、辞典てだいたいそんなものだよねと君に決めた。
さっそく本屋さんに行こうと思った瞬間、
「中古価格、気になるよね?」
どこからともなく聴こえてきた悪魔のささやき。
な、なにをバカなことを、私は本屋さんで買うと決心した……
カチャカチャカチャカチャ(キーボードをたたく音)
ブッ〇オフオンライン中古価格、”550円”。
!?!?!?
……そういえば最近ブック〇フ行ってなかったな~、久しぶりにのぞいてみようかな~。
オンラインショップと実店舗は連動してないだろうし、都合よくあったとしても値段も違うだろうし。
結局、本屋さんで買うことになるんだろうな~。
なんてことを考えながら〇ックオフに到着。
ドキドキしながら辞典コーナーへGO。
あ、あった。しかも二冊も。
一つを手に取り価格を見ると、
220円
へ? 550円じゃなくて?
あわててもう一冊のほうも確認するとそちらは950円。
何が違うのとじっくりチェックしましたが、どう見ても220円のほうが状態が良い。
中古市場で大幅減額される”タバコの臭い”かと思い、マスクごしにではありますがクンクンしてみても別段臭くない気がする。
いくら見比べてもわからなかったので、
「950円のほうを選んで後悔するよりも、220円でまあしょうがないかと思う方が良い」
と割り切り、結局220円のほうを購入。
3000円で買う予定だったものが、550円ですらなく220円で手に入ってしまいました。
実際に使ってみたらページが抜けていたり、酷いいたずら書きが見つかるのかもしれません。
そうなったらさすがに新品を買います。
今のところは掘り出し物に出会えてラッキーだったと喜んでおきましょう。
本屋さん、本当にごめんなさい。
数日前に漫画2冊(キングダムと銀河英雄伝説)買ったし、これからも買うから今日のところはお許しください。