ゲームのパッケージから見る日本と海外の違い ~メガドライブ編 Part 3~
once upon a time……
ゲーム機メーカーの”三強”と言えば「任天堂」「NEC」「セガ」でした。
それぞれ、「任天堂はファミコン」「NECはPCエンジン」
そして「セガは『メガドライブ』」を掲げて覇を競っていました。
時代は流れ、今や「NEC」も「セガ」もゲーム機の開発から退いています。
もしかしたら「『メガドライブ』? なにそれ美味しいの?」という方のほうが多いかもしれませんが、生暖かい目でお付き合いくださいませ。
それではメガドライブ編 Part 3、いってみましょう!
武者アレスタ
1990年12月21日発売。
アレスタシリーズ三作目の縦スクロールシューティングゲーム。
ジャパニーズ漫画キャラはユーザーに受け入れられないと海外の企業が思い込んでいた時代のせいか、海外版はロボットだけになってますね。
シャイニング&ザ・ダクネス
1991年3月29日発売。
記念すべきシャイニングシリーズ一作目の3Dダンジョンロールプレイングゲーム。
海外版も頑張っていますが、日本版と比べるとなんともあか抜けない感じです。
ラングリッサー
1991年4月26日発売。
記念すべきラングリッサーシリーズ一作目のシミュレーションロールプレイングゲーム。
日本版は「うるし原智志」デザインのキャラクターを前面に押し出しているのに対し、海外版はありふれたイラストになってます。今だったら炎上不可避でしょう。
今回は以上です。
まだまだ90年代初頭だとクールジャパンという概念はなく、日本のアニメ・漫画キャラクターは欧米では流行らないと思われていた時代ですね。
とは言えあくまでお偉いさんの判断であり、おそらくそのまま使用してもユーザーには受け入れられたと思いますが。
掘れば掘るほど出てくる日本と海外で違うゲームパッケージ。
次回もまたご期待ください。