2021年、今年の漢字は『金』 うん、納得!
1995年から開始されたキャンペーン。
今年で27回目をむかえる恒例行事となっています。
毎年「もうそんな時期か」と思う一方で過去の「今年の漢字」を覚えている方はなかなかいないのではないでしょうか。少なくとも私は去年の一字もすっかり忘れてました。
そんなあなたと私にドンッ、
これまでの「今年の漢字」一覧です。
そういえば昨年は『密』でした。密、密、密です!って言ってましたね。
今年は金、金、金!ってことでしょうか。
それにしても『金』は4度目の選出なんですね。同じ漢字は選ばれないと思い込んでいたのでびっくりです。
一番目の「金メダル」はまあそうでしょう。コロナ禍という前代未聞の状況の中結局開催された東京オリンピック・パラリンピックは外せません。
二番目の「金字塔」はちょっと厳しいかと。たしかに大谷さんや藤井さんなど大活躍大躍進された方々はいらっしゃいましたがいささかこじつけ感が強い気がします。
三番目の給付金はいいとして新紙幣はちょっと疑問です。発行された年ならまだしも発表されただけですからね。私はすっかり忘れてました。
ちなみに、おしくも2位だったのが『輪』だそうです。
さすがに限定的過ぎたのでしょう。「団結すなわち輪になって難局を乗り越えたから感染者数の大幅減少につながったのだ!」とかそれっぽいことを言えばいけそうですが。
と、ここまでは表向きの話で実際は『金』と書いて「かね」と読むのが今年の漢字に相応しいと思います。
ぼったくり男爵ことバッハ会長を筆頭にしたオリンピックにまつわる様々な疑惑の経費。明るみに出た大手広告代理店を始めとしたあまりにも酷い中抜き構造。顕在化したコロナ禍でますます広がる賃金格差。
「今年の漢字」は『金(かね)』で納得です。