しれっとゲーム化されていた日本の映画たち 二作目
かつて映画館は満員御礼が当たり前でした。
立ち見はもちろんのこと、通路にもぎゅうぎゅうに座らされてましたね。
そんな娯楽の王様の人気にのっかって、いくつもの微妙なゲームが発売されていたのをご存じでしょうか?
今回はその第二弾になります。
子猫物語
1986年9月19日発売。
ムツゴロウさんこと、畑正憲さん原作・脚本・監督の映画『子猫物語』もゲームになってました。チャトラン可愛い。
子猫のチャトランを操作する横スクロールアクションゲーム。
全24ステージと当時としては長めのステージ構成でした。
タスマニア物語
1990年7月27日発売。
オーストラリアを舞台にした映画『タスマニア物語』もゲームになってました。
映画とは関係のないパソコン用アクションゲーム「フルーツパニック」の移植作。昔はちょっとグラフィックをいじっただけのゲームがけっこうありましたね。
ZIPANG
1990年12月14日発売。
冒険活劇映画『ZIPANG』もゲームになってました。
ゲームシステムはファミコン『ソロモンの鍵』を基本とし、登場キャラクターなどが映画によせてアレンジされている。
今回は以上です。
ご紹介した3本中2本が、元々存在するゲームガワを変えてちょっとアレンジした手抜きゲームでなんとも時代を感じますね。これで許されていたあの頃。懐かしさでいっぱいです。
『子猫物語』『タスマニア物語』『ZIPANG』すべて観たはずなのに、まったく内容を思い出せないのはきっと記憶力の低下のせいであり、決して微妙な映画たちだったわけではない……はず。