ゲームのパッケージから見る日本と海外の違い ~PCエンジン編~part 2
once upon a time……
ゲーム機メーカーの”三強”と言えば「任天堂」「セガ」「NEC」でした。
それぞれ、「任天堂はスーパーファミコン」「セガはメガドライブ」
そして「NECは『PCエンジン』」を掲げて覇を競っていました。
時代は流れ今や「NEC」も「セガ」もゲーム機の開発から退いています。
もしかしたら「『PCエンジン』? なにそれ美味しいの?」という方のほうが多いかもしれませんが、生暖かい目でお付き合いくださいませ。
それでは第二弾、いってみましょう!
THE 功夫
1987年11月21日発売。
PCエンジンすげーと当時のキッズたちを驚愕させたアクションゲーム「
ザ・いさお」、もとい『THE 功夫(ザ・クンフー)』。
海外版のパッケージがまさに「ザ・海外版」なクオリティで味わい深いです。
ビクトリーラン
1987年12月28日発売。
ダカールラリーをモチーフにしたPCエンジン初のレースゲーム。
海外版は全然ラリー感がありませんね。
エイリアンクラッシュ
1988年9月14日発売。
映画「エイリアン」をモチーフにしたピンボールゲーム。
海外版はパッと見て何のゲームだかわかりませんね。
魔境伝説
1988年9月23日発売。
ビクター音楽産業PCエンジン参入第一弾ソフトのアクションゲーム。
日本版もどちらかと言えば海外風な絵柄なのに、どうしてもそのまま使いたくないという強い意志を感じます。
ダブルダンジョン
1989年9月29日発売。
シナリオ毎に目的やマップが異なるシステムの3DダンジョンRPG。
日本版はウィザードリィを意識しているのに対して、海外版はわかりやすさ重視ですね。
今回は以上です。
初期のPCエンジンは地味目なパッケージが多い印象です。
それでも日本と海外ではっきりと違いが出ているのは面白いですね。
掘れば掘るほど出てくる日本と海外で違うゲームパッケージ。
次回もまたご期待ください。