スタンダールシンドローム
美しい絵画を見た時、
傑作映画を観た時、
感動のあまり動悸が速くなったり、めまいを起こしそうになったことありませんか?
そんな状態のことを『スタンダール症候群(スタンダールシンドローム)』と言うそうです。
私はさすがに失神・錯乱・幻覚まではありませんが、とんでもなく感動した映画を観終わった後呆然としてしまいしばらく座席から立てなかったことがあります。
これも一種のスタンダールシンドロームだったのでしょうか。
優れた芸術作品は感動を与えるだけでなく、心や体にダメージを与えてしまう危険な劇薬なのかもしれませんね。
……などと締めたいところですが、この話には続きがあります。
なんということでしょう。
科学的に説明されてしまいました。
浪漫も何もあったもんじゃない。
さらに類似の症例として、「美容院脳卒中症候群」というものがあるそうです。
いずれも”原因は解明されていない”仮説で、
「スタンダールシンドローム」 = 「美容院脳卒中症候群」
が証明されたわけではありません。
まだ浪漫の余地は十分残されていると信じたい。
「スタンダールシンドローム」
はたして原因はいかなるものか。
今後の研究に期待しましょう!
……研究してる人がいればの話ですが。