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リピーターになってもらえる接客とは

この時期なので、お財布ショルダーの縫製技術を活かしたマスクも制作・販売しているのですが、マスクをおもとめくださったお客様からのご感想アンケートに、「実は(数年前の)デパート催事で実際にお会いしています。」とありました。

あらまぁ!そうでしたかー!

気になってその頃のブログを読んでみると、記憶の断片から、そのお客様と思われる方とのやりとりを思い出すことがことができました。

イベントに出て終わりではなく、忘れないうちにブログで「ふりかえり」をしていたので、記憶に定着していたのです。

思い出せたことで、また一段とそのお客様と仲良しになれました。

イベント当日は売るだけで、いちいちお客様の特徴や会話なんて覚えていない、そもそも会話なんてあんまりしないという人は、とてももったいないですよ。

自分がお客さんだったら、覚えてくれていると嬉しいでしょ?

イベントでお財布ショルダーをおもとめくださった方は、お渡しした紙ものをご覧になってネットショップに来てくださり、又おもとめくださるので、「△△イベントにお越し下さった◯◯様ですね」とお返事すると、とても喜ばれます。

そして又、記憶が強化され、仲良しなるのです。

私がネットショップから飛び出してリアルのイベントに出る目的は、当日の売り上げはもちろん

・新しいお客様と出会うため
・ネットショップのお客様とリアルに会えるから
・生の声を聞けるから
・実物を試してもらえるように
・紙ものを持ち帰って後日HPに来てもらうため

も大切にしています。

でないと、どうしても「今なんとしてでも買ってもらわないと!」という焦りが「圧」となって、接客の端々に出てしまうのです。

・このご縁は今日限りではない
・再会できるネットショップがある

という安心感と自信があるので、コミュニケーションを楽しみながら、ゆったりと接客できるのです。

自前のネットショップというゴールがあってのイベント出展であり、プロにお願いした紙ものであり、毎晩更新するブログであり、窓口となるSNS活用。

メールのやりとりも、いろんな角度から見れる沢山の商品画像も、リンクの張り方も、すべてお客様との接点であり、接客である。

こういう発想でやっていると、一度きりではないご縁=リピーター様との長いお付き合いを楽しむことができますよ。

まだまだリアルなイベントは不安があるし、オンライン形式もあるけれど、リアルでもオンラインでも、基本的な考え方は一緒。

せっかく繋がったご縁を一度きりにしない工夫をしましょう。

●イベント接客講座、ハンドメイド作家さんのアドバイス(Zoom/リアル)、イベント当日の接客OJTもしています。

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