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教員免許更新制度に思うこと
私が教員免許を取得する際にちょうど教員の質を保つ事を目的にこの制度ができました。大学生の頃は、教員のスキルアップの為にあるべきなんだろうなーと思っていましたが、実際に教員になった友人(採用試験合者)たちは夏休みは初任者研修や○年目研修、その研修の準備をしながら部活動の顧問など本当に大変そうでした。
また、一度も教職についていなければ、更新するのが難しいとも囁かれていたので、あんなに苦労してとった資格がなくなってしまうのか…と思うことさえありました。
この制度と同時に問題視されていたのが教員の多忙化です。私が教員にならなかった理由の一つです。
教員の業務量に関する大きな見直しがあるかと言われると、私は聞いたことがありません。
18時以降は学校の電話を留守電にする。と言うだけでも、ちょっと冷たい気がすると言われる世界です。部活動の負担軽減など、いろんなアイディアが出てきますが、現状変わっていないようです。
まだ子どもはいませんが、教員の皆様には本当に感謝です。
どうして教員の質を保つ為に、教員の多忙化にメスをいれないのか。
教材研究などに力を入れることができないくらいの仕事量で教員の質だけじゃなく、授業の質が保てるのか。
日々の積み重ねなくして、10年に一度の研修で教育現場が変わるのか。
そんなことを思っていた矢先の教員免許更新制度廃止の記事でした。
廃止理由としては、うっかり失効してしまう人が多い事や産休、育休の代替えを見つけるのが大変だからと言うことだそうです。
教員の質を保つ事を目的として始めた制度に対して、代替え案を出さず、課題があるから廃止します。という制度があることに驚きを隠せません。
そんなことを思うと、地方公務員として教育委員会に配属され、少しでも教員の仕事量の軽減を図るまでは残れば良かったと後悔することもあります…(そんなことが一公務員としてできるのかは分かりませんが)
でも、後ろ向きなことばかり言ってても仕方がないので、まだ教員になれる可能性が残されてるからラッキー!(笑)と言う気持ちに切り替えたいと思います!
Have a wonderful day(^^)