記念シンポジウム「五・一五事件九十年を迎えて」

昨日、五・一五事件90周年 第50回(令和4年度)大夢祭が岐阜護国神社で斎行され、第二部として記念シンポジウム「五・一五事件九十年を迎えて」がホテルグランヴェール岐山で開催された。
『五・一五事件 ― 海軍青年将校たちの「昭和維新」』(中央公論新社)でサントリー学芸賞を受賞した小山俊樹・帝京大学教授が基調講演。折本龍則・千葉県浦安市議会議員、金子宗德・里見日本文化学研究所所長、杉本延博・奈良県御所市議会議員、蜷川正大・二十一世紀書院代表が加わり、パネルディスカッションが行われた。五・一五事件の意味について活発な議論が展開された。
その後、「日本再建」懸賞論文(昭和維新財団・『維新と興亜』共催)第1回「もう一度維新を興すために、いま訴えたいこと」の表彰式が行われた。
■最優秀賞
 該当者なし
■優秀賞
 櫻井颯さん「犬養孝博士の足跡を仰ぎつつ現代維新を考へる」
■特別賞
 野本政樹さん「国史四大維新の横議~令和処士の責務」
 今西宏之さん「我々が拠って立つ『日本』とは何か―受け継ぎ、鍛え、伝える―」
 坂井晴輝さん「維新と『直接行動』」
■奨励賞
 岡本晟良さん「記紀の異同に響く日本人の執拗低音~『古層』を突き抜け、次なる維新へ…」
 田口仁さん「もう一度維新を興すために、いま訴えたいこと」
 廣木章さん「維新はいかに可能か」

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