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「海外旅行記2001年~2018年」イギリス編

「海外旅行記2001年~2018年」イギリス編
 
2025.1.22~26記  石野夏実
 
 初めてのイギリス旅行は2003年3月13日~18日(4泊6日)の日程でヴァージンアトランティックでロンドンまで直行であったのか、香港経由のキャセイパシフィックでヒースロー空港まで飛んだのか覚えていない、20年前のことなのに。。
 
同行した次女は、キャセイだったかもというけれど、一度だけヴァージンの飛行機に乗った記憶がある私としては、03年当時はヴァージンが映画館経営まで展開していて(のちにTOHOシネマズになった)羽振りが良かった印象が強い。
ヴァージンの統一カラーがショッキングピンクで、その色は下品ではなく、ひと味違うカッコいい航空会社として名前が売れてきていた21世紀初頭だったのである。
 
と、ここまで書いたのが22日(水)の就寝前でした。
 
その後、ネトフリの是枝監督「阿修羅のごとく」のドラマの感想を書き上げるため仕事休みの23日(木)をフルに使ってPCに向かい、ひと晩原稿を寝かせ、それを24日(金)の夜に投稿して、あとはリラックスと決め込みました。
 気分転換にはTverが打って付けなので、今月から始まった色々なドラマを1.5倍速でまとめて何本か観ましたが、日曜劇場の「御上先生」が一番面白かったです。
 ※Tverこそ、夜9時10時のTVドラマが夜更かし時間帯で観られない高齢者にとって、ビデオ録画も不要になり便利だと思います。

25日(土)は家事をすませてから夫とTverで、広瀬すず主演の「クジャクのダンス、誰が見た?」を観ました。
サスペンスもので、次回期待の面白いドラマになりそうです。
広瀬すずが好きなので観ましたが、どんな役もできるし声がいい。もちろん顔も言うことなし。今回のすずちゃんは顔がやせていて面長っぽかったので、姉のアリスさんとそっくりでした。
どんどん違う話になってきましたので軌道修正します。
 
午後から掃除機をかけ、いちおう週末のすべきことは先に片づけてしまう方が気持ち的にすっきりするので、エイヤーと珍しく全室終わらせました。
 
で、気分よくイギリス旅行の続きを書かなければとPCを開いたところ、閃きが舞い降りました。
"古くなった旅行のガイドブックを探してみよう”
何かメモが挿んであるかもしれないし、地図には書き込みや地名がグルグルマークしてあるかもしれないとの期待大。
 
ありました!「るるぶイギリス02~03」がすぐに出てきました。
 
HIS(当時は家から一番近い旅行会社の店舗&安いし使いやすかった)の領収書も見つかり「直行便利用<気軽にロンドン>市内観光、送迎、地下鉄券、全朝食付き2名一室4泊」となっているではありませんか。
出入国税すべて含めて2人分で17万5280円!なんと安かったのでしょう。
 
直行便ですから、やはりヴァージンに乗って行ったと思います。
ホテルは地元のプチホテルでしたが、部屋はコンパクトできれいでした。
※この後に何度もパリのひとり旅が始まるのですが、、、調子に乗ると当時のHISのあまりにも安い組み合わせツアーのホテルは失敗することもあります。次回に書きますが。。
 
さて、パディントン駅というロンドンの鉄道や地下鉄の乗り換え主要駅があるのですが、ここを移動の拠点にしました。送迎付きだったのでヒースロー空港へは自分たちで行き来していません。
ホテルは、そのパディントン駅から地下鉄で1駅か2駅目でした。住宅街にあって、男子校のすぐ隣の立地でしたので治安はよかったです。
メイン通りにはパブもあり、昼間から立ち飲みしているのが見えました。
 
お昼のランチは、町なかのごく普通のレストランでイギリス定番料理の「フィッシュアンドチップス」を食べてみました。タラのフライにフライドポテト。特別美味しいわけでもないけど不味くもない、大味ですので自慢のソースで食べさせます。
美味しいのは、やっぱりアフタヌーンティーのスコーンと紅茶の組み合わせですね。
繁華街でお茶したら、なぜか一度だけユーロが使えました。もちろんポンドの国ですが。
 
到着翌日は、パディントンから日帰りでバースに行きました。ローマ人によって(どこから、どうやってきたの?と思うのですが)西暦65年頃に温泉保養地として開かれた世界遺産です。
温泉って入浴するためにあって見物するためにあると思ったことがないので、プールのような遺跡的大浴場や治水道に、やや違和感が。とにかく古そうでした。18世紀にこの温泉場は貴族によって大流行したらしいです。
 
世界史で習ったストンヘンジ(巨石)にも行きましたが、イギリスの遺跡は地味です。イタリアやギリシアのような派手さが全くないです。
 
翌日はいよいよリバプールです。イギリス旅行の目的の半分以上は、ビートルズの発祥の地というより大好きなジョンを生んだリバプールの港町見たさです。
 
ロンドンのユーストン駅からリバプールまで直行電車が出ています。
到着日か前日に切符を買いましたが安かった記憶。まだネットでチケットを買う環境になかった頃と思います。所要時間は3時間半?くらいでした。
日帰りできます。やや強行軍ですが。
 
到着後は、ビートルズの街巡りの現地ツアーに入って、ジョンの生家(少年時代おばさんと暮らした家)も見ることが出来ました。小さくて可愛い家でした。
 
帰りの時間までビートルズの色々をたどったり、関連ショップを訪ねたり、港にも行きました。ジョンはこの町で育ったんだわと、しみじみ思いました。
多分大きくは変わらずに、リバプールは50年前もこのままの、思った以上に落ち着いた港町でした。漁港では全くなくて商港でした。
 
帰りの電車で眠ってしまった私たちは、娘のカメラ=海外では当時まだ珍しかった新しいデジカメを盗られてしまいました。翌日、日本のカード会社の支店へ出かけ(海外保険がついていたので)補償されることに。助かりました!
 
最後のロンドン滞在の日は、買い物です。ハロッズ、三越ロンドンなどなど。テディ・ベアとバーバリーのマフラーを買いました。
この頃は日本のデパートが海外に支店を展開していて、言葉も買い物も安心でした。
イギリス(人)の英語(ブリティッシュ・イングリッシュ)は、本家本元なのでアメリカ人の英語よりも教科書通りで、聞き取りやすくて好きです。
 
2003年当時の地下鉄では、さりげなくバーバリーのコートを着てタブロイド紙やペーパーバックを読んでいるロンドンの勤め人たちが読書好きの大人に見えました。スマホが普及している今はどうなんでしょうね。 
ローティーンの少女が、背中にキティーちゃんの小さなバックを背負って、鼻から耳から唇までピアスをして、ポッコリサンダルを履いている姿と対照的でした。パンクです、ロックです、やっぱりロンドンでした♪
 
ロンドンに到着した日に、半日市内観光(といってもツアーのお客は私たちだけでしたので専用ツアー)で有名どころの観光スポットは、ほぼ見学できました。テムズ川とビッグベン、大英博物館とバッキンガム宮殿、コート―ルド・ギャラリーなどへ行きました。衛兵さんと記念(風)写真を撮ることが出来ました。←不動の衛兵の両サイドに自分たちで勝手に立つのです。
脇目もふらずに不動ですから、ダメですよと、注意もされませんでした。
 
 
パリからユーロスター鉄道でロンドンに、一度でいいからドーバー海峡を渡ってみたいものだとずっと思い続けていたものの、乗らないまま今日に至ってます。
同様に、モスクワとサンクトペテルブルク(かってのレニングラード)を結ぶ「赤い矢号」という寝台列車に乗ってみたいものだと思っていたところ、あと3~4年でもっと速い高速鉄道新線が出来るのを、ジェトロのビジネス短信で知りました。これも乗ってみたいです。
 
体力的に国内旅行で精いっぱいなので、海外旅行は多分無理ですが。。
「夢は枯野を駆け巡ります」かなかなですかな。
 
 
 
 
 
 

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