その組合せ、わかる~~~!「適当なカンケイ」
こんにちは!維新エンターテインメントで企画営業をしているドラゴンです。
先日、弊社では月に一度の研修があり、スイーツづくり対決を行いました(?)
チームワーク力の向上を目的にした研修でしたが、プロのパティシエも審査員に呼んで大盛り上がり!結果はわがチームの台湾カステラパフェが優勝しました。バンザーイ!(こちらの研修についても別記事でご紹介しますね)
そしてその後、普段リモートのメンバーもみんな集まって事務所でご飯を食べていた際に、ボドゲをやろうという話になったのですが、そこでやったボドゲのまあ面白いこと!
初対面の人々でも盛り上がれること間違いなしだと感じましたので、本日はそこでプレイしたボドゲ「適当なカンケイ」をご紹介します!
1.適当なカンケイとは?
適当なカンケイとは、ボードゲームの総合会社「すごろくや」様が販売しているゲームで、場に並べられた11枚の写真を全員でよく見ながら、「他の人もきっとそうだろう」のメジャー指向で、関係していると思うペアを5組と余り1枚に分割して「適切」で「いい加減」な関係を導くゲームです。
【概要】
対象:10才~大人
人数:3~8人用
所要:30分
ルール難度:(1.5)
作者:Stephen Glenn(ステファン グレン)様
イラスト:Matt(マット)様
2.遊び方
まず初めにざっくりお伝えすると、適当なカンケイは、場に出された11枚の画像を、「同じ色」「同じ用途」「同じ場面」「同じ形」など、思い思いの理由でペアわけし、それと同じ分け方をした人がたくさんいた人の勝ち、というゲームです。
それでは、順を追って説明していきましょう!
(1)準備段階
まずゲームを始める前に、プレイヤー各自に1~11と書かれたカードを配ります。そして、場には1~11と書かれたスロットがあり、そこに様々な写真が写ったカードを山札からセットして準備完了です。
(2)ペアづくり
プレイヤーたちはセットされたカードを見て、自分なりの理由でペアを作っていきます。
例えば、「リンゴとバナナは同じ果物だからペアだ!」とか、「パソコンとロボットは人間の技術によって作られているからペアだ!」とかですね。
この時、自分が作ったペアが他の人にわからないようにしましょう。
カードは全部で11枚なので、制限時間内に5ペア+1枚余りに仕分けていきます。時間が終わったら、無理やりにでもペアを作り切ります!
(3)答え合わせ
全員がペアわけし終わったら答え合わせ!自信がある人から、「なんでそのペアにしたのか」という理由と一緒にペアを発表していきます。
ここで、同じペアを作っていた人がいると、その人数がポイントになります。
「ここはこういう理由でペアだよね」
「わかる~~~!!!」
「いや~そいつは絶対にこっちとペアでしょ!」
「私もそっち派だった!よかった~!」
「え…このペア、僕だけ?」
と、ここが大いに盛り上がるポイントになります。
最後に、余った一枚は同じカードを選んだ人の2倍がポイントになります。
これを、スロットのカードを変えて4回繰り返し、最終的に最もポイントが高かった人が勝者になるのです。
3.おすすめポイント
実際にやってみて、特にこのゲームがおすすめだと感じたポイントは、以下の3点です!
(1)全然思い通りにいかない
時間制限がかなりタイトなので、自分でも納得いかないペアになってしまう事態が多発します。それでも、これはこういう理由でペアなんだ!絶対にそうなんだ!と力強く説明しなければなりません。すると、意外と同じペアにしている人がいるということも、これまた珍しくないのです。
一方で、絶対にこれはこのペアだろう!と自信満々で発表したのに、他に誰もそのペアを作っていないこともかなりありました。
さらに、一つペアがずれると、そのカードをほかのペアに使っている人とは絶対にペアにならないので、一気に歯車が狂い始め、「こんなはずではー!」という悲痛な叫びがデフォルトで出てきます。
(2)自分の感性だけじゃなく、他の人の考えを読む
これは少しレベルの高い話ですが、自分がこれだ!と思っても、その場にいる人たちの属性によっては、そのペアが成立する可能性が限りなく低い、ということも良くあります。
実際にあったのは、チェスの駒(ポーン)とトランプをペアにしたケース。正直ボドゲにそこまで詳しくない僕はチェスの駒がなんだかさっぱりだったのですが、うちの会社はエンタメの会社なので、そのペアを作った人が大量にいました。
なんなら、チェスの駒だとは思わなかったけど、ボドゲの駒として使いそうだな、でそのペアを作った人もいて…これが場を読むということなのかと思い知らされました。
他にも、前のターンで作られた組合せ、盛り上がった組合せは、次のターンでも作られがちだなということも感じました。先日のプレイ中にあったパターンだと、「生命を感じるペア」が一番印象強く残っています。まぁ最後のターンでは生まれなかったのですが…
(3)目立たない人が最後に目立つ
このゲームはその特性上、他の人と違うペアを作った人の方がめちゃくちゃ目立ちます。が、最終的にゲームに勝利するのは、ひっそりとペアを作って「わかる~~~!」と他の人に同調していた人なのです。
どうあがいてもみんなが主役になれるゲームなので、初対面の人と盛り上がるのにもうってつけだと感じました。
4.最後に
こちらのゲーム、対象年齢が10歳以上となっているのは、年齢が低いほど「他の人の感性」を想像するのが難しく、本人もうまくいかず、周りも合わせられず、という気まずい状況になりがちなためのようです。
ちなみに先日はカフェ担当さんがぶっちぎりの1位、デザイナーさんがぶっちぎりでビリでした。デザイナーがみんなと同じ完成なんじゃ意味が無い!と、ある意味適切なのかもしれないなと思えるからいいのですが、確かに小学生とかだと少しぎすぎすしちゃいそうですね。
写真はカード両面で300面もあり、何度やっても新鮮な組み合わせで楽しめるとのことなので、今後も機会があれば遊んでいきたいと思いました!
いかがでしたでしょうか。
本日は、先日筆者が体験したボドゲ、「適当なカンケイ」をご紹介しました。
大人数でも大いに盛り上がることができるボドゲなので、パーティなどで持っていったら喜ばれること間違いなしだと思いますよ!
ちなみに、弊社ではこのボドゲを含む300種類以上のボドゲや謎解きが楽しめるカフェを土日祝日限定で開いております。現在フランチャイズも募集中ですので、ご興味を持っていただいた方はぜひ下のリンクからお問い合わせください!
https://www.tanteijelly.com/contact
問い合わせの際は、「noteを見た」とお伝えいただけますと対応がスムーズです。
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