【統一地方選2023】奈良県知事選挙の情勢は?
4月9日に投開票が行われる奈良府知事選挙には、現時点で3名が出馬を表明している。5期目を目指す現職の荒井正吾氏(78)に、元総務官僚の平木省氏(48)=無所属=と、元生駒市長の山下真氏(54)=日本維新の会=が挑む構図となった。
前回の選挙は、現職の荒井氏に対し元参議院議員の前川清成氏=無所属=(現・日本維新の会衆議院議員)ら2人が挑むも、荒井氏が保守層を固め4千を果たしている。
しかし今回は、荒井氏と平木氏の支援をめぐって自民党内で分裂が起こっていることに加え、日本維新の会の山下氏も参戦することから、主に保守層を中心とした激しい争いが展開されそうだ。山下氏は2015年の県知事選挙にも無所属で出馬しており、現職の荒井氏に10%差まで迫っている。
各党の動きを見ていくと、自民県連・立憲県連は平木氏の推薦を決めた一方で、自民党の一部の県議や首長は荒井氏を支援。公明党や国民民主党は態度を明らかにしていない。共産党も独自候補の擁立には踏み切っていない。
山下氏は日本維新の会が公認するのみで、その他からの支援を受けている様子はない。昨年の参院選比例の県内得票率は自民党に5%差まで迫り2位となった。
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