![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81283393/rectangle_large_type_2_937262acd523f620742b48ba20638fe3.png?width=1200)
HOW TO VOTE 〜 参議院選挙のいろは
※この記事は政治的中立性の確保に努めています。ご意見・ご質問がある方は以下のTwitterのDM、または当記事のコメント欄にお願いします。
Twitter
参議院議員通常選挙(以下、参院選)は、国会の参議院議員を選ぶための選挙です。
3年に一度行われている参院選。
今年2022年は以下の日程で行われます。
●公 示 : 6月22日(水)
(正式に立候補者が決まる日)
●期日前投票: 6月23日(木)〜7月9日(土)
●投票・開票: 7月10日(日)
誰が投票できるの?
参院選など、全ての選挙は18歳からの投票が可能です。ということは、高校生でも投票が出来るということ。7月11日までに18歳になる人は今回の参院選で選挙権があります!
参院選も「1人2票」です
参院選も衆院選と同じく「1人2票」が与えられます。
●選挙区
参院選では、各都道府県ごとに「選挙区」が設定されています(ただし、鳥取・島根/徳島・高知は2県で1つの選挙区《=合区》となります)。基本的には自分の住民票がある都道府県の選挙区に投票することになります。
選挙区に投票するときに書くのは「個人名」。つまり立候補者から1人選んでその人の名前を投票用紙に書きます。
余計なことを書くと無効になる可能性もあるので、名前のみを正しく書きましょう。
●比例代表
参院選では、「比例区」も設定されています。これは全国共通で、「個人名」「政党名」のいずれかを投票用紙に書きます。
比例区は少し難しいですが、どのような仕組みになっているのでしょうか?
参院選の比例区は、非拘束名簿(立候補者に順位をつけない)であるため、政党名で書かれた票+その政党の個人名で書かれた票に応じて各政党に議席が割り振られ、その中で個人名で書かれた票が多かった人から順に当選していくという仕組みになっています。
つまり、比例区で立候補している人の中で投票したい人がいればその人の個人名を、特に投票したい人がいなければ投票したい政党名を書くといい、ということです。
※注意※
比例区は、政党名・候補者名どちらかを書くことが出来ますが、両方を同時に書くと無効票になります。
投票先、どう考えればいい?
政治の知識がある人なら自分で投票先を決められるかもしれませんが、普通の人はなかなか考えられないもの。
そこでおすすめしたいのが「ボートマッチ」。ボートマッチとは、自分の考え、思考から自分に近い政党を導き出すものです。
ボートマッチは多くのサイトがリリースしていますが、その中でも特にわかりやすいのが、こちら。
ボートマッチの詳細はこちらの記事でも!
JAPAN CHOICE
読売新聞
毎日新聞
Yahoo
選挙ドットコム
投票はいつからできる?
投票日は7月10日(日)ですが、この日に投票に行けないという人もいると思います。
そんな人のために用意されているのが「期日前投票」制度です。期日前投票制度とは、公示日の翌日から投開票日の前日まで設けられており(今回は6/23〜7/9)、その期間であれば指定の投票所で投票を行うことができます。ただし、投票日の投票所よりは数が少ないので、届いた投票所入場券の記載を確認してください。
投票には投票所入場券があった方がスムーズに入れますが、手ぶらでも投票できます。なにかのついでに、ふと思い出したらというのもアリでしょう。
与えられた権利。しっかり行使しよう
2016年から選挙権年齢(投票できる年齢)が18歳に引き下げられ、高校生や20歳未満の大学生でも投票が可能になりました。
しかし、10代の投票率は4割、20代に至っては3割程度となっていて、決して高いとは言えないのが現状です。少子高齢化が進んでいる中、私たち若い世代が投票に行かなければ若者の意見は政治に反映されなくなってしまいます。
自分の思いを政治に反映する。投票は義務でこそありませんが与えられた権利です。「投票をする」という権利を獲得するための先人による多くの苦労を忘れてはいけません。選挙権を求める長年の努力により今の民主主義社会があります。
投票したい候補者・政党がいなければ白票(投票用紙になにも書かない)という選択肢も一つの「思い」です。
必ず、投票には行ってほしいと思います。私も有権者1年生、はじめての選挙となりますが、権利を行使してきます。
さいごに
いいね、SNSでの記事シェアが励みになります!よろしくお願いします。
現在、おちゃ(@ishin_ocha)さんのnoteマガジンで連載中です。よろしければそちらもご覧ください!